令和六年度秋季リーグ戦　対早稲田大学一回戦の結果

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2024年11月09日

第7週を終えた時点で5位が確定した塾野球部。一方、早大は1勝でもすれば優勝が決まる。

そんな状況で迎えた対早大一回戦。塾応援席には多くのファンが詰めかけた。

大事な一戦の先発マウンドには、ここまで投手成績リーグ２位と安定感を見せている渡辺和が上がる。

初回、二死から出塁を許すも、後をしっかりと抑え、先制点を与えない。

1回裏、先頭・水鳥が左中間への二塁打を放つなど、一死三塁の好機を作ると、内野ゴロの間に1点を先制する。

4回裏、清原が右前安打で出塁するなど二死一、二塁とすると、主将・本間に左翼手の頭上を優に越える適時二塁打が飛び出し、1点を追加する。

さらにリードを広げたい6回裏、一死から打席には4番・清原。初球を振り抜くと、打球は見事レフトスタンドへ。4番の意地を見せつける今季3本目のソロ本塁打となり、1点を奪う。

勢いの止まらない塾打線は7回裏、二死から渡辺和が中前安打で出塁すると、続く水鳥に今季2本目となるバックスクリーン直撃の2ラン本塁打が飛び出し、リードを5点に広げる。

さらに8回裏、吉野、清原の連打などで二死満塁の好機を作ると、渡辺憩の適時打、さらに敵失が絡み、この回一挙4得点を挙げる。

9点リードで迎えた9回表、二死二塁から適時打を浴び1点を返されるも、後を遊ゴロに抑え、ゲームセット。先発・渡辺和が相手打線を封じ込める圧巻のピッチングで完投し、9-1で勝利した。

春の王者・早稲田大学を相手に、塾野球部は快勝を収め、幾度となく若き血をスタンドに響き渡らせた。明日も部員一丸となって戦い、宿敵・早稲田から勝ち点を奪取して、秋季リーグ戦を有終の美で締め括りたい。

(2年・マネジャー　藤井綾乃)

4打数４安打1本塁打の活躍を見せた清原