新着情報

ホーム > 戦評 > 令和三年度春季リーグ戦 対早稲田大学二回戦の結果

新着情報

令和三年度春季リーグ戦 対早稲田大学二回戦の結果

2021年05月30日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
 早稲田大 1 0 0 2 0 0 0 1 0 4
 慶應義塾 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2

序盤の失点が響き敗戦するも、3季ぶり38回目の優勝を果たす 

昨日の接戦をものにした勢いそのままに、今季最終戦を勝利で締めくくりたい対早大二回戦。

先発はここまで登板した試合すべて勝ち星を挙げている好調の増居。しかし1回表、左前安打や四球などで二死一、二塁とされると適時打を放たれ、1点を先制される。

追い付きたい打線は2回裏、先頭・下山が中前安打で出塁するなど二死二塁とすると、朝日が詰まりながらも適時打を放ち、試合を振り出しに戻す。

しかし4回表、先頭打者に甘く入った初球を捉えられ本塁打を浴びる。さらに、内野安打で出塁を許すと、適時二塁打で1点を追加され、この回2点を失う。

直後の4回裏、正木の右前安打と下山の右線への二塁打で無死二、三塁の好機を作ると、橋本典の打球が前進守備を抜ける適時打となり、1点を追加する。

 5回表、増居に代わって渡部淳がマウンドへ。三者凡退に抑え、攻撃への良い流れを作る。

直後の5回裏、先頭・廣瀬が中前安打で出塁し、犠打や左前安打などで一死満塁と一打逆転の場面を迎えるも、相手の好守により併殺打に倒れ、好機を活かせない。

3回4奪三振と好投を見せた渡部淳に代わって8回表に生井がマウンドに上がる。一死から左前安打や四死球で満塁と窮地を招くと、ニゴロの間に1点を追加され、点差を広げられる。

何としても逆転勝利を収めたい打線は9回、代打・新美が意地を見せ四球で出塁するなど二死一、二塁とするも、後を左飛に打ち取られゲームセット。2-4で敗戦した。

最終戦は序盤の失点が響き、悔しい敗戦となったが、2021年度春季リーグ戦において、3季ぶり38回目の優勝を達成した。
また、防御率1.57を記録した森田が最優秀防御率賞を受賞。ベストナインには投手の増居(初)、捕手の福井(3回目)、遊撃手の朝日(初)が選出された。

6月7日からは全日本大学野球選手権が開幕し、塾野球部の初戦は9日となる。リーグ戦優勝によって高まる士気をぶつけ、日本一を達成できるよう部員一同“繋勝”を胸に戦っていきたい。

(2年・マネージャー T.M)

 

戦評

4回に中前適時打を放った橋本典 

 

【早 大】
(中) 鈴木萌 4 0 0 1 0 0
(三) 中川卓 4 2 0 0 0 0
(右) 蛭間 2 0 0 2 2 0
(捕) 岩本 3 1 1 2 1 0
(二) 丸山 4 2 2 0 0 0
(一) 今井 4 1 1 1 0 0
0 0 0 0 0 0
西垣 0 0 0 0 0 0
(遊) 熊田 3 0 0 0 1 0
(左) 福本 4 0 0 2 0 0
(投) 山下 2 0 0 2 0 0
徳山 1 0 0 1 0 0
生沼 1 0 0 0 0 0
32 6 4 11 4 0
               
【慶 大】
(二) 廣瀬 4 1 0 1 1 0
代走 上田 0 0 0 0 0 0
(中) 渡部遼 4 0 0 0 0 0
(捕) 福井 2 1 0 1 2 0
走左 萩尾 0 0 0 0 0 0
(一) 正木 4 2 0 0 0 0
(三) 下山 4 2 0 0 0 0
(右)左 橋本典 3 1 1 0 0 0
打捕 中澤慎 1 0 0 0 0 0
(左)右 山本 3 0 0 1 0 0
代打 新美 0 0 0 0 1 0
(遊) 朝日 4 1 1 1 0 0
(投) 増居 1 0 0 0 0 0
代打 若林 1 0 0 0 0 0
渡部淳 0 0 0 0 0 0
代打 綿引 1 0 0 0 0 0
生井 0 0 0 0 0 0
橋本達 0 0 0 0 0 0
代打 北村 1 0 0 1 0 0
33 8 2 5 4 0

 

【早 大】 球数
山下 4  1/3 83 21 7 3 1 2
徳山 3 30 10 1 1 1 0
0 2/3 2 2 0 0 0 0
西垣 1 26 5 0 1 2 0
9 141 38 8 5 4 2
               
【慶 大】 球数
増居 4 65 18 5 5 2 3
渡部淳 3 42 9 0 4 0 0
生井 1 19 6 1 1 2 1
橋本達 1 10 3 0 1 0 0
9 136 36 6 11 4 4

 

▽本塁打 岩本
▽三塁打 福井
▽二塁打 下山、今井
▽三振 早11  慶5
▽四球 早4  慶4
▽犠打 早0  慶1
▽盗塁 早0  慶1
▽失策 早0  慶0
▽併殺 早1  慶0

^