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令和元年度秋季リーグ戦 対早稲田大学三回戦の結果

2019年11月04日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
 慶應義塾 1 2 0 0 0 0 0 0 0 3
 早稲田大 2 0 0 0 0 1 0 0 1x 4

 

打撃振るわずサヨナラ負け 完全優勝ならず

昨日の敗戦で全勝優勝を逃した塾野球部。しかし、完全優勝を果たすため、そして宿敵・早稲田から勝ち点を奪うため、絶対に負けられない対早大三回戦。

初回、柳町・中村健の連打などで一死一、二塁の好機を作ると、郡司の適時打で1点を先制する。

その裏マウンドに上がったのは、森田晃。昨日の大一番で先発し、涙を飲んだ2年生のリベンジ登板となった。しかし、一死から4連打で2点を奪われ、逆転を許す。

反撃したい打線は続く2回表、一死二塁から敵失で同点に追いつくと、さらに二死二塁から敵失の間に1点を奪い逆転に成功する。

しかし6回裏、二死から痛恨のソロ本塁打を浴び、試合を振り出しに戻される。

相手投手陣の好投の前に、2回以降得点を挙げることが出来ないまま迎えた9回裏。先頭に二塁打を放たれるも、二死二、三塁2ストライクまで追い込む。しかし、4球目にうまく合わせられ、打球は無情にも一、二塁間を抜けていった。3-4で敗戦し、昨秋の借りを返すことは出来なかった。

完全優勝こそ逃したものの、2019年度秋季リーグ戦において、3季ぶり37回目の優勝を達成した。これで、3年連続の優勝となる。主将の郡司は、打率.394、打点10、本塁打2で三冠王を獲得した。ベストナインにも、投手・森田晃(初・10票)、捕手・郡司(3回目・満票)、二塁手・小原(初・満票)、三塁手・下山(初・満票)、外野手・正木(初・7票)の5人が選出された。

また10月17日(木)に行われたプロ野球ドラフト会議にて、津留﨑が東北楽天ゴールデンイーグルスより3位指名、郡司が中日ドラゴンズより4位指名、柳町が福岡ソフトバンクホークスより5位指名、植田将が千葉ロッテマリーンズより育成2位指名を受けた。4人の指名は塾野球部史上最多である。

15日からは明治神宮野球大会が開幕し、塾野球部の初戦は17日となる。この悔しさは日本一で晴らすしかない。

(3年・マネージャー I.C)

 


高橋由伸氏以来の三冠王を獲得した主将・郡司
写真提供:慶應スポーツ新聞会

 

【慶 大】
(中) 柳町 5 1 0 2 0 0
(右) 中村健 5 1 0 0 0 0
(三) 下山 4 0 0 0 0 0
(捕) 郡司 4 1 1 1 0 0
(一) 福井 1 0 0 0 0 0
嶋田 3 0 0 1 0 0
(二) 小原 3 0 0 0 1 0
(左) 橋本典 4 2 0 1 0 0
(遊) 瀬戸西 3 1 0 1 1 0
(投) 森田晃 0 0 0 0 0 0
高橋佑 1 1 0 0 0 0
津留﨑 0 0 0 0 0 0
33 7 1 6 2 0
               
【早 大】
(中) 瀧澤 5 0 0 1 0 0
(二) 金子 5 2 1 0 0 1
(三) 福岡 4 2 0 1 0 0
(右) 加藤 4 2 0 0 0 0
(遊) 檜村 3 1 2 0 0 1
(左) 田口 4 0 0 0 0 0
(捕) 岩本 4 4 1 0 0 0
(一) 中川卓 2 1 0 0 1 0
(投) 今西 0 0 0 0 0 0
森田 0 0 0 0 0 0
代打 竹沢 1 0 0 1 0 0
野口 1 0 0 1 0 0
早川 2 0 0 0 0 0
35 12 4 4 1 2

 

 

【慶 大】 球数
森田晃 2 40 11 6 2 0 2
髙橋佑 4 51 15 3 2 0 1
津留﨑 2 2/3 36 12 3 0 1 1
8 2/3 127 38 12 4 1 4
               
【早 大】 球数
今西 1 0/3 38 9 3 0 2 1
森田 1 12 4 0 0 0 0
野口 3 47 11 2 2 0 0
早川 4 50 14 2 4 0 0
9 147 38 7 6 2 1

 

 

▽本塁打 岩本
▽三塁打 
▽二塁打 橋本典 檜村 岩本
▽三振 慶6  早4
▽四球 慶2  早1
▽犠打 慶3  早2
▽盗塁 慶0  早1
▽失策 慶0  早2
▽併殺 慶0  早0

 

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