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令和元年度秋季リーグ戦 対早稲田大学一回戦の結果

2019年11月02日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
 慶應義塾 0 0 1 0 0 1 0 4 1 7
 早稲田大 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

 

先制されるも大差をつけて勝利 3季ぶり37回目の優勝

 優勝まであと1勝という中挑んだ、対早大一回戦。

 先発マウンドを任されたのは、塾野球部の絶対的エース・髙橋佑。

 初回は三者凡退に抑えるも、2回裏、2本の安打などで二死一、三塁とされると、適時打を放たれ、1点を先制される。

 しかし、直後の3回表、今季好調の下山が二死一塁から中堅手の頭を越える適時三塁打を放ち、すぐに試合を振り出しに戻す。

 試合が動いたのは6回表、先頭の郡司が初球を捉えて左翼への本塁打を放ち、勝ち越しに成功する。

 1点リードのまま迎えた8回表、一死から郡司が2打席連続となるソロ本塁打を放つと、波に乗った打線は、津留﨑の内野安打や嶋田の右前安打などで一死満塁の好機を作り、迎えた瀬戸西の打席。初球を振り抜くと、打球は左中間へ。走者一掃の適時三塁打となり、リードを5点に広げ、相手を大きく突き放す。

 その裏、継投した1年生左腕・増居が無失点で切り抜けると、9回表、柳町と郡司の連打などで二死一、二塁とすると、小原が適時二塁打を放ち、ダメ押しの1点を追加する。

 迎えた9回裏。マウンドに上がったのは、今季7試合に登板している守護神・石井。球場のボルテージが高まる中、落ち着いた投球を見せ、まずは先頭を三ゴロに打ち取ると、続く打者も二飛に仕留め、悲願の優勝まであとアウト1つ。そして次の打者に投じた4球目、三塁手・下山が捌いた打球を一塁手・嶋田が捕球し、7-1で試合終了。メンバーはマウンドに集まり、歓喜の瞬間を噛み締めた。

 今日の試合をもって弊部の3季ぶり37回目の優勝は決まった。

「91年ぶりの全勝優勝」と「早稲田に連勝」を達成すべく、明日も部員一同、気を引き締めて戦っていきたい。

 (1年・マネージャー O.S)

 

郡司裕也(4年・仙台育英)
2打席連続本塁打を放った主将・郡司
写真提供:慶應スポーツ新聞会

 

【慶 大】
(右) 中村健 4 0 0 1 0 0
(三) 下山 5 1 1 1 0 0
(中)左 柳町 5 2 0 2 0 0
(捕) 郡司 5 4 2 1 0 0
(左) 正木 3 0 0 1 0 0
津留﨑 1 1 0 0 0 0
代走 水久保 0 0 0 0 0 0
増居 0 0 0 0 0 0
代打 杉本 1 0 0 1 0 0
石井 0 0 0 0 0 0
(二) 小原 4 3 1 0 1 0
(一) 嶋田 5 1 0 3 0 0
(遊) 瀬戸西 4 1 3 0 0 0
(投) 髙橋佑 1 1 0 0 1 0
渡部遼 2 0 0 0 0 0
40 14 7 10 2 0
               
【早 大】
(左) 田口 3 0 0 0 0 0
代打 佐藤純 1 0 0 0 0 0
山田 0 0 0 0 0 0
(二) 金子 4 0 0 1 0 0
(三) 福岡 3 1 0 1 1 0
(右) 加藤 4 1 0 0 0 0
(遊) 檜村 3 0 0 0 0 0
(捕) 岩本 4 1 0 0 0 0
(中) 蛭間 3 0 0 1 0 0
柴田 0 0 0 0 0 0
代打 小藤 1 0 0 0 0 0
(一) 中川卓 3 1 1 1 0 0
(投) 早川 2 2 0 0 0 0
中左 瀧澤 1 1 0 0 0 0
32 7 1 4 1 0

 

【慶 大】 球数
髙橋佑 5 2/3 76 22 6 3 0 1
津留﨑 1 1/3 17 4 0 1 0 0
増居 1 22 5 1 0 1 0
石井 1 16 3 0 0 0 0
9 131 34 7 4 1 1
               
【早 大】 球数
早川 7 1/3 122 33 9 7 2 5
柴田 1 2/3 35 10 5 3 0 2
9 157 43 14 10 2 7

 

▽本塁打 郡司2
▽三塁打 下山 瀬戸西
▽二塁打 小原
▽三振 慶10  早4
▽四球 慶2  早1
▽犠打 慶1  早1
▽盗塁 慶0  早0
▽失策 慶0  早0
▽併殺 慶0  早0

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