新着情報

ホーム > 戦評 > 2019年度春季リーグ戦 対早稲田大学三回戦の結果

新着情報

2019年度春季リーグ戦 対早稲田大学三回戦の結果

2019年06月03日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
 早稲田大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
 慶應義塾 0 0 1 0 0 0 1 0 x 2

 

意地の完封で昨年の雪辱を果たす

1勝1敗で迎えた、対早大三回戦。
昨年は春秋共に三回戦で敗北し、唯一勝ち点を落とした相手である宿敵・早稲田。
慶應の名にかけて臨んだ一戦は、両校の意地がぶつかる緊迫した試合となった。

先制点を奪ったのは慶應。3回裏、先頭の瀬戸西が右前安打で出塁すると、髙橋佑が犠打を決めるなど二死三塁とし、今カードからスタメンを勝ち取った期待の一年生・下山の左前適時打で1点を先制する。

早稲田・早川、慶應・髙橋佑の両エースは、度々走者を出すも、意地の投球で得点を許さない。

6回表、先頭に初めての長打となる二塁打を放たれ窮地を迎えるも、後続を連続三振と二ゴロに抑え、反撃を許さない。

追加点を挙げたい塾打線は、7回裏、先頭の正木が右前安打で出塁し、小原が執念の内野安打を放つなど二死二、三塁とすると、髙橋佑が中前へはじきかえす適時打を放ち、貴重な追加点を奪う。

9回表もマウンドに上がった髙橋佑は、一死から内野安打で出塁を許すも、後を併殺打に打ち取り試合終了。今季初完封勝利で、昨秋の雪辱を果たした。

2019年度東京六大学野球春季リーグ戦において、弊部は2位という結果に終わった。

6季連続勝ち点4という成績を収めたことになるが、やはり優勝には勝ち点5が必要であることを再認識させられたシーズンであった。しかし、今日の勝利は秋につながる勝利となったことは間違いない。

秋こそは勝ち点を5つ奪い完全優勝、そして日本一を達成できるよう、部員一同さらなる鍛錬を積み重ねていきたい。

 (2年・マネージャー O.M)

 

今季初完封勝利を挙げた髙橋佑
写真提供:慶應スポーツ新聞会

 

【早 大】
(左) 瀧澤 4 0 0 0 0 0
(二) 吉澤 3 1 0 0 1 0
(三) 福岡 4 0 0 2 0 0
(右) 加藤 4 2 0 1 0 0
(遊) 檜村 4 0 0 0 0 0
(捕) 小藤 3 0 0 0 0 0
(一) 中川卓 2 0 0 1 1 0
(中) 鈴木萌 2 0 0 1 0 0
代打 岡本 1 0 0 0 0 0
西垣 0 0 0 0 0 0
柴田 0 0 0 0 0 0
(投) 早川 2 0 0 0 0 0
山田 1 0 0 0 0 0
30 3 0 5 2 0
               
【慶 大】
(中)左 柳町 4 1 0 2 0 0
(三) 下山 4 1 1 0 0 0
(右) 中村 4 1 0 1 0 0
(捕) 郡司 3 1 0 1 1 0
(左) 正木 3 1 0 0 0 0
走中 渡部遼 0 0 0 0 1 0
(一) 嶋田 4 0 0 2 0 1
(二) 小原 2 2 0 0 1 0
(遊) 瀬戸西 2 1 0 0 0 0
(投) 髙橋佑 2 1 1 0 0 0
28 9 2 6 3 1

 

【早 大】 球数
早川 6 84 22 6 3 1 1
西垣  2/3 17 5 3 1 0 1
柴田 1 1/3 27 6 0 2 2 0
8 128 33 9 6 3 2
               
【慶 大】 球数
髙橋佑 9 106 32 3 5 2 0
9 106 32 3 5 2 0

 

▽本塁打 
▽三塁打 
▽二塁打 吉澤
▽三振 早5  慶6
▽四球 早2  慶3
▽犠打 早0  慶2
▽盗塁 早0  慶1
▽失策 早0  慶1
▽併殺 早1  慶1

^