倶楽部報
倶楽部報(2026年秋号)
第12回 次世代育成大学野球サマーリーグに参加
マネジャー 佐藤 舞采(法学部政治学科1年 札幌南高)
2026年09月11日

マネジャーを務めております、1年の佐藤舞采と申します。
三田倶楽部の皆様におかれましては、平素より多大なるご支援とご声援をいただき、誠にありがとうございます。
8月6日から8月10日にかけて、新潟県にある三条パール金属スタジアム、新潟市白根野球場、見附運動公園野球場、五十公野公園野球場の4球場にて、第12回次世代育成大学野球サマーリーグが開催されました。昨年から引き続き新潟市白根野球場、見附運動公園野球場の3球場での開催に加え、今年度は五十公野公園野球場でも開催いたしました。
本大会は、リーグ戦などへの出場機会が少ない1、2年生を中心にチームを編成し、新潟の地で短期集中の試合経験を積むことを目的として2015年から始まりました。本年度は慶應義塾大学、法政大学、明治大学、立教大学、國學院大學、駒澤大学、拓殖大学、筑波大学、新潟大学の9大学に加え、新潟県央工業高校、新潟産業大学附属高校、北越高校、新潟西高校、新発田農業高校、新潟高校、佐渡高校の7高校が参加し、計16校による大会となりました。5日間で24試合を予定し、23試合を実施いたしました。
弊部は、4日間で駒澤大学、拓殖大学、新発田農業高校、明治大学、筑波大学との5試合を行いました。
初戦の駒澤大学戦は、序盤に3点を先制されるも、6回表、先頭・栗原加津大(慶應・商2)がライトへ三塁打を放つと、続く沖田悠(慶應湘南藤沢・経2)に適時二塁打が飛び出すなど、2点を返します。さらに7回表、先頭・青木祐貴(慶應・法政1)が放った打球はレフトへのソロ本塁打となり、同点に追いつきます。しかしその裏、犠飛により1点の勝ち越しを許すと、追い上げが叶わず、3-4で敗戦いたしました。
翌日の拓殖大学戦では、1回表に適時二塁打を放たれ、2点を先制されます。反撃したい塾打線は2回裏、林李峰(中京・法2)の安打などで好機を作ると、原遼希(慶應・経1)が3ラン本塁打を放ち、逆転に成功します。しかし、4回表に適時二塁打などで3点を奪われると、5回表には、一挙8点を失います。なんとしても追いつきたい塾打線でしたが、相手投手陣の好投に阻まれ、大会規定により7回打ち切り、3-14で敗戦いたしました。
同日の新発田農業高校戦、1回裏に1点を先制するも、2回表に犠飛により同点とされます。直後の2回裏、林逸洋(駒大苫小牧・環1)の適時二塁打や浅野佑亮(札幌南・商2)の適時三塁打などで4点を奪い、勝ち越しに成功します。3回表に2点を返されますが、4回裏にはモネケジェレミー結(國學院久我山・政1)に適時三塁打が飛び出すなど、リードを7点に広げます。5回からマウンドに上がった福原壮一郎(鎌倉学園・経1)の好投でリードを守り切り、その後も着実に得点を重ね、大会規定により6回打ち切り、13-3で勝利いたしました。
9日(日)には、今年度のサマーリーグ大一番である慶明戦が行われました。2回表に3点を先制するも、その裏に1点を返されます。4回表に1点を追加し、5回表には嘉村幸太郎(敦賀気比・環2)が盗塁を成功させるなど、一死三塁とすると、稲富瑠己(桐蔭学園・法2)に適時打が飛び出し、さらに1点を追加します。8回裏に3点を奪われ、1点差に迫られますが、9回裏に勝倉拓海(東京都市大付・文3)が三者凡退に抑え、慶明戦を勝利で飾ることができました。この日は両校の応援団による応援合戦が行われ、球場は大いに盛り上がりました。
最終日の筑波大学戦は、4回表に3点の先制を許します。6回裏に1点を返すも、直後の7回表に1点を追加され、点差を縮めることができません。8回裏、先頭・清原勝児(慶應・商2)の安打を皮切りに打線が繋がり、同点に追いつくと、犠飛によりついに逆転に成功します。前日に続き、勝倉が最終回のマウンドに上がると、この日も三者凡退に仕留める圧巻の投球を披露。劇的な逆転勝利でサマーリーグ最終戦を勝利で締めくくりました。
今回のサマーリーグを通して、選手たちは試合経験を積み、大きく成長することができました。この貴重な経験を今後の糧とし、間近に迫る秋季リーグ戦においても新たな活躍が期待されます。
今大会において、塾野球部から5名の選手・マネジャーが企画チームを務めました。企画チームとは、大会までの企画・準備、協賛獲得、広報、4球場の試合運営ならびに、地域貢献プログラムなどを行う、学生チームのことです。企画チームが企画・考案した地域貢献プログラムでは、7校の高校との交流試合、新潟県の高校を対象としたオンライン野球教室、新発田市の中学生を対象とした対面野球教室を行いました。
さらに、慶應義塾大学、立教大学、國學院大學、拓殖大学、筑波大学の5大学がエクスカーションを行いました。それぞれ、「川遊び、入浴、鯉こく」、「蕎麦打ち体験」、「瞑想体験」、「ブルーベリー摘み取り体験、ジャム・アイス試食」、「栞(ブックカバー)作り」を体験し、新潟県の自然や郷土に触れる素晴らしい機会となりました。
昨年度に引き続き、BBQ交流会を行い、慶應義塾大学、法政大学、明治大学、國學院大學、駒澤大学、拓殖大学、筑波大学の7大学が参加し、各大学内でBBQを楽しみながら、他大学の選手とも交流することができました。大学で野球に励む仲間たちと親睦を深める、とても有意義な時間になったと思います。
また、7月下旬に発生した熊本地震による被害の復興支援を目的として、募金活動を行いました。
本大会を無事に開催し、実り多い大会にすることができたのは、パール金属株式会社をはじめとするご協賛いただいた企業の皆様、新潟までご足労いただき大会を応援してくださった皆様など、今大会にご尽力いただきました多くの方々の支えのおかげだと感じております。
最後になりますが、この大会に携わっていただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

サマーリーグのMVPに選出された勝倉拓海 (東京都市大付・文3)

喜ぶ選手たち

野球教室の様子 浅野佑亮 (札幌南・商2)

応援団との集合写真








