倶楽部報
倶楽部報(2026年秋号)
優勝祝賀会を開催
蔭山 実(昭和61年卒 四條畷高)
2026年09月11日
令和8年度春季リーグ戦で優勝した塾野球部の優勝祝賀会が7月25日(土)、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開かれました。春季リーグ戦は前回の2023年秋季リーグ戦に続く完全優勝(勝ち点5)で、41回目の優勝を成し遂げました。全日本大学野球選手権大会では惜しくも決勝で敗れましたが、準優勝を果たし、力強いシーズンとなりました。優勝祝賀会には、三田体育会の對馬好一会長や全日本大学野球連盟会長の長谷山彰前塾長ら、慶應義塾、三田倶楽部員などの関係者ら総勢520人が祝福に集いました。
優勝祝賀会は二部構成で、第一部では、藤田大和(令和7年卒、静岡高)の司会の下、塾旗入場、塾歌斉唱の後、三田倶楽部の深澤晶久会長の挨拶で開会し、加藤貴昭部長が挨拶。「今年は東京六大学野球101年目で新世紀の始まり。32年ぶりに令和では初となる天覧試合も行われたシーズンでの優勝は歴史的にみても大変大きな意義があった」と語り、全部員での勝利と、監督、コーチと選手が一体となってチーム力での勝利ここそが「慶應の野球」と指摘しました。天覧試合については、試合後に陛下から「素晴らしい試合を本当にありがとうございました」とお言葉をいただいたことを紹介し、「日本野球界での早慶戦の意義、慶應野球部の果たすべき役割を改めて実感した。今後も先導者として精進していく」と語りました。続いて、堀井哲也監督が壇上に立ち、「慶應のグレーのユニフォームの重さに対する責任、覚悟を選手もスタッフも十分に理解し、そのエネルギーが優勝に結びついた」と述べ、1888年の三田ベースボール倶楽部の創設以来、慶應義塾と野球部の関係者、先人の全員の思いが結集された優勝だったと指摘。今回の優勝祝賀会を秋季への決起集会にしたいと話しました。
その後、来賓の挨拶に移り、この日は欠席となった伊藤公平塾長のビデオメッセージが披露され、その中で塾長は、早慶戦の天覧試合に触れ、「最後に正々堂々と勝負したからこそ、翌日の慶應義塾の三回戦での勝利を確信した」と語りました。長谷山前塾長が春季リーグ戦優勝を祝福するとともに、全日本大学野球連盟会長の立場から、リーグ戦後の第75回全日本大学野球選手権記念大会に触れ、「この準優勝は胸を張っていい」と指摘。塾野球部の歴史も振り返りつつ、元監督の前田祐吉氏が提唱した「エンジョイ・ベースボール」について「日々工夫して練習を重ね、一歩一歩成長していくこと、目標を1日、1シーズン、1年と自分なりに立てて達成し、頂上に立つ喜びを味わってほしい」と語りました。続いて、慶應義塾体育会の奥田暁代担当常任理事の乾杯の挨拶で歓談に入り、その中で、春季リーグ戦の戦いぶりを紹介するビデオ「春の戦いを振り返って」が上映されました。
第二部では、三田倶楽部の奈須英雄理事長の進行で、来賓の三田体育会の對馬会長と、塾員で、塾野球部と交流のある愛媛県の中村時広知事が挨拶。その後、堀井監督をはじめ優勝メンバーが壇上に上がり、自己紹介を兼ねて一人ずつ挨拶し、今津慶介主将(4年、旭川東高)は優勝祝賀会開催も含めて多くの関係者の支援に感謝の意を述べ、「秋もメンバーと一緒に『慶應ワンチーム』で優勝できるように頑張っていきます」と話しました。最後に、慶應義塾体育会応援指導部による応援ステージは華麗に行われ、三田倶楽部の臼井健二副会長の閉会の挨拶で盛況のうちに幕を閉じました。
優勝祝賀会の開催には、多くの関係者の方々のご協力をいただきました。この場を借りまして、御礼申し上げます。

優勝祝賀会で自己紹介するV戦士たち








