倶楽部報
倶楽部報(2026年春号)
編集後記
浜本 太郎(平成10年卒 鎌倉高)
2026年04月10日
今号の編集を通じて、改めて感じたことがあります。それは、このチームが単なる「新チーム」ではなく、これまで積み重ねてきた経験と真摯に向き合いながら前に進もうとしている集団であるということです。
本号に寄せられた監督、コーチ、主将、主務、そして現役部員の言葉からは、過去の歩みをしっかりと受け止め、それを次への力へと変えていこうとする強い意志が伝わってきました。鹿児島をはじめとするキャンプや遠征を経て、チームは確実に鍛え上げられ、技術面・精神面ともに一段と逞しさを増しています。
また、新たなコーチ陣の加入により、チームには新しい風が吹き込まれています。これまで培ってきた土台に、新しい視点や刺激が加わることで、チームはさらに深化していくことでしょう。新戦力の台頭も含め、チーム内の健全な競争が、全体の底上げにつながっていることが感じられます。
そして忘れてはならないのが、試合に出る選手だけでなく、その背後でチームを支える存在です。マネジャー、学生コーチ、アナリスト、コンディショニングスタッフ――彼らの献身的な支えがあってこそ、チームは一つの方向に進むことができます。それぞれが自らの役割を全うし、「全員野球」を体現している姿に、慶應らしさを見る思いがいたします。
さらに、その外側には三田倶楽部の存在があります。日々のご支援、温かいご声援、そして変わらぬ期待。そのすべてが、選手たちの背中を押し続けています。現役、スタッフ、そしてOBが一体となり、一つの目標に向かう――その結集こそが、これからの戦いを支える大きな力となるはずです。
個人的には、ここしばらく手にしていない「優勝特別号」の編集を、心から楽しみにしております。歓喜の中で原稿を集め、写真を選び、言葉を紡ぐあの時間を、再び皆さまと共有できる日が来ることを願ってやみません。
これまでの歩みを力に変え、新たな力とともに躍動する現役、そしてそれを支えるすべての想いが結集したとき、必ずや大きな結果につながると信じています。
今季の戦いが、関わるすべての方々にとって誇りとなるものとなることを祈りつつ、引き続き温かいご声援を賜りますようお願い申し上げます。








