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倶楽部報(2026年春号)

2025年度六球会行事報告

六球会慶應義塾大学幹事 小西 孝彦(昭和42年卒 熊本高)

2026年04月10日

○六球会野球大会

2025年12月4日(木)第42回六球会野球大会が晴天の神宮球場で今シリーズ二試合目となる三試合(慶大対早大、立大対明大、法大対東大)が行われた。

昨年、明治大学に完敗し敗戦のスタートとなったため、何としても今年は勝利を勝ち取りたいと対明大戦でも好投した松井一夫投手(昭和61年卒、千種高)を先発に起用、初勝利を託した。対する早稲田大学はMLBとNPBの経験者、小宮山悟投手(平成2卒、芝浦工大柏高)が先発、合い対峙することとなった。

初回、通算4割強の打率をあげている一、二番の土佐高コンビ、島村聖選手(昭和44年卒、土佐高)の内野安打と國岡久資選手(昭和55年卒 土佐高)の左前安打で先制のチャンスを作り、プロ経験の山下大輔選手(昭和49年卒、清水東高)の打撃に期待がかかったが、プロ経験者同士の対決も後期高齢者と還暦を迎えたばかりの年の差ほどもあり、小宮山投手の巧みな投球術にはまり6-4-3のゲッツーで得点にはならなかった。しかしながら可能性を感じるスタートとなった。

一方の松井投手は、三回まで被安打2、無失点と小宮山投手を上回る安定した立ち上がりを見せた。小宮山投手を継いだリリーフの木村投手(昭和60年卒、天理高)の代わり端、國岡選手が内野安打、蔭山実選手(昭和61年卒、四條畷高)は警戒のあまりボールが定まらず貫禄の四球、続く山下大輔選手のチームバッティングが失策を誘って満塁とし、渡辺昭一郎選手(昭和58年卒、安房高)と佐藤浩選手(昭和59年卒、中津北高)の進塁打で2点、さらには水野英利選手(昭和59年卒、刈谷高)の内野安打でしぶとく3点目を奪取、これが貴重な追加点となった。

六回まで被安打3、無失点と好投した松井投手も疲れが出たのか勝利を意識したのか、最終回二死一二塁から右翼越え長打を喫して走者一掃、打者もホームを窺う状況であったが、右翼を守った佐藤浩選手が激走して追いつき好返球で同点のランナーの生還を阻止、早稲田からの勝利を決定づけるプレーとなった。そして、最後のバッターを投手ゴロに打ち取り、完投勝利を挙げることとなった。

優秀選手賞は松井一夫投手が受賞したが、佐藤浩選手の好プレー、それなしには語れない。加えて、二死三塁に内野安打で値千金の3点目を挙げて勝利に結びつけた水野英利選手の活躍も忘れてはならない。守りの要として、好投した松井一夫投手を支え、リードした清水英徳捕手(昭和59年卒、早稲田実業高)の安定したキャッチングと守備力は心強かった。望月敏選手(昭和49年卒、甲府一高)、安田清紀選手(昭和51年卒、湘南高)、中島嗣郎選手(昭和52年卒、慶應志木高)、渡辺光知選手(昭和56年卒、慶應高)、岡田健治選手(昭和58年卒、掛川西高)、秋山光選手(昭和61年卒、芦屋高)らの献身的な勝利への執念、いつでもリリーフと準備怠りなかった野尻富太郎選手(昭和58年卒、芝高)をはじめ、それぞれの立ち位置で勝利への貢献をしてもらい、一丸となって戦うことができたことが勝因と言っても過言ではない。

監督として指揮を執った増山治一郎監督(昭和46年卒、慶應志木高)とヘッドコーチをお願いした中川啓コーチ兼選手(昭和42年卒、慶應高)の連携した采配、高齢者81歳から62歳の18名を一つに束ね、まとめた功績は大きい。

そして、応援に徹してもらった椎野開八郎氏(昭和42年卒、慶應志木高)と、応援にはせ参じてもらった91歳の増田弘先輩(昭和32卒、慶應高)に感謝の気持ちを、ライバル校、早稲田大学に勝利することで示すことができた。

最後に、6年周期の当番校として、野球大会の運営を取り仕切り、神宮球場や各大学幹事との連携に奔走した臼井健二氏(昭和56年卒、慶應高)の力強いサポートに敬意を表したい。

六球会野球大会の組み合わせより、「一塁側、慶大」「三塁側、早大」と、リーグ戦ではありえない貴重な神宮での体験をさせてもらった。この秋は、対東大戦。前回の対戦での敗戦、一死一二塁で投手ゴロを三塁へ悪送球、二者が生還、4-5×の逆転サヨナラ負けを喫した悔しい苦い経験を払拭できるよう快勝せねばならない。

○春と秋のゴルフ大会

春は5月14日(水)に、南総カントリークラブにて開催、38名のプレイヤーが集まり行われた。個人優勝は慶大、鈴木善彦氏(昭和44年卒、千葉高)ネット72、3位に夏目幸生(昭和41年卒、慶應高)ネット72.6、16位に山本光介氏(昭和47年卒、慶應高)ネット75.8、22位に宮倉幸史氏(昭和44年卒、慶應志木高)ネット77.4、34位に播本雄二郎氏(昭和44年卒、慶應高)ネット79.8、37位に増山治一郎氏(昭和46年卒、慶應志木高)ネット83.8でした。

全員がシニアで、同じく個人優勝が鈴木善彦氏、3位に夏目幸生氏、団体は慶應義塾大学が1位で優勝しました。ベストグロスは石塚正信氏(明大、昭和58年卒)78でした。

秋は10月8日(水)に入間カントリ―クラブにて開催、35名のプレイヤーが集まり行われました。個人優勝は大塚淳人氏(立大、昭和58年卒),慶大は5位に播本雄二郎氏(昭和44年卒、慶應高)ネット72.2、10位に夏目幸生氏(昭和41年卒、慶應高)ネット73.0、11位に鈴木善彦氏(昭和44年卒、千葉高)ネット73.0、17位に村木昌彦氏(昭和57年卒、時習館高)ネット73.8、27位に増山治一郎氏(昭和46年卒、慶應志木高)ネット76.8、29位に山本光介氏(昭和47年卒、慶應高)ネット77.8、34位に宮倉幸史氏(昭和44年卒、慶應志木高)ネット79.0の成績でした。

シニア部門では、個人優勝が播本雄二郎氏、4位に夏目幸生氏、5位に鈴木善彦氏、13位に増山治一郎氏、14位に山本光介氏、17位に宮倉幸史氏でした。残念ながら、団体は東京大学が優勝、慶應義塾は5位に甘んじました。ベストグロスは播本雄二郎(慶大)77の成績でした。

2026年度のゴルフ大会は、春は5月13日(水)に南総カントリ―クラブにて、秋は10月14日(水)に入間カントリ―クラブにて開催予定となっております。

六球会の野球大会やゴルフ大会への六球会メンバーの参加を期待しています。

初参加の佐藤浩選手の写真
初参加の佐藤浩選手

慶早戦で対戦した両校の参加者たちの写真
慶早戦で対戦した両校の参加者たち

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