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倶楽部報(2024年秋号)

秋季リーグ戦に向けて

監督 堀井 哲也(昭和59年卒 韮山高)

2024年09月13日

監督 堀井哲也

待望の立派な室内練習場が建て替えられ、三田倶楽部の皆様にはこの場をお借りして、野球部に対する多岐にわたる日頃のご支援に対し厚く御礼申し上げます。

令和6年春季リーグ戦は、開幕から勝ち点3までは粘り強く獲得したものの、明治、早稲田に4連敗を喫し優勝を逃しました。特に最終戦となる早稲田二回戦は2対12と一方的な展開となり、早稲田の胴上げを目の当たりにしました。

リーグ戦後の取り組みは、先ずは投手を含めたディフェンス力向上に力を注ぎ、その上で攻撃力強化に取り組んでまいりました。さらに練習で鍛えた力を試合でどのように発揮するのか、状況判断とメンタルの安定に至るまで取り組みは多岐にわたりますが、シンプルに一つ一つレベルアップを重ねてリーグ戦を迎える所存です。

投手は外丸東眞(前橋育英・環3)、渡辺和大(高松商業・商2)が先発の柱となります。リリーフ陣は広池浩成(慶應・経2)、小川琳太郎(小松・経3)、木暮瞬哉(小山台・法3)、前田晃宏(慶應・商3)、沖村要(慶應・商2)、坂中大貴(高松商業・商3)、宮腰悠生(慶應・環2)、内海優太郎(鎌倉学園・政2)が続きます。いずれも右投手のため、荒井駿也(慶應・商3)、谷口和大(岡崎・経2)の両左腕にも期待がかかります。ラストシーズンを迎える浮橋幸太(富岡西・総4)、向井颯之介(市立西宮・商4)、福住勇志(慶應・商4)、小野翔大(須磨学園・経4)らもここにきて精力的に仕上げてきております。急成長の鷲見旺宥(岐阜・環1)、松井喜一(慶應・経1)、川瀬泰樹(慶應・商1)の1年生にも登板のチャンスがあり、さらには田上遼平(慶應湘南藤沢・商2)、別所孝亮(大阪桐蔭・環2)、水野敬太(札幌南・経1)ら素材に恵まれた選手もおりキッカケを掴んでほしいと思います。

捕手は春の開幕捕手・森村輝(小山台・総3)が故障からリハビリ中のため、吉開鉄朗(慶應・商2)、渡辺憩(慶應・商1)の2人の争いです。これに森谷史人(福岡・法4)が控えてくれており心強く感じます。また、玉津優志(慶應湘南藤沢・商2)が急成長しております。

内野手はコンバートを行い、一塁・清原正吾(慶應・商4)、二塁・本間颯太朗(慶應・総4)、三塁・水鳥遥貴(慶應・商4)、遊撃・斎藤快太(県立前橋・商4)の布陣です。上田太陽(國學院久我山・商2)、林純司(報徳学園・環1)、延末藍太(慶應・商1)、寳田裕椰(三重・経2)が下級生ながら高い守備力を誇り、二宮慎太朗(慶應・商3)、宮澤豪太(県立長野・文3)、今泉将(慶應・商3)、小堀政泰(慶應・商3)、内田瑛介(ウェスト・トーランス・経3)の攻撃力も魅力です。

外野手は左翼・坪田大郎(慶應・商3)、中堅・丸田湊斗(慶應・法1)、右翼・吉野太陽(慶應・法2)ですが、佐藤駿(慶應・商4)、古野幹(岸和田・理4)、真田壮之(慶應・経3)、権藤大(慶應・商3)、小原大和(花巻東・環2)、今津慶介(旭川東・総2)、森本亜裕夢(慶應・商2)らが横一線で控えており、故障などで出遅れた常松広太郎(慶應湘南藤沢・政3)、横地広太(慶應・政2)、村岡龍(慶應・商2)らにも巻き返しに期待しております。

慶應義塾での野球部生活を選択した熱い情熱から生まれる激しい競争と、高度な自主自立の精神に支えられた組織力が塾野球部の強みです。神宮の杜で成果として結実させます。

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