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倶楽部報(2024年春号)
第7回Mature Cup開催
主務 宮田 健太郎(商学部4年 慶應高)
2024年09月13日

主務を務めております、宮田健太郎と申します。
三田倶楽部の皆様におかれましては、平素より多大なるご支援とご声援をいただき、誠にありがとうございます。
昨季は、昨年秋に果たして日本一に続こうと連覇を目指し、戦ってまいりましたが、後半の明治、早稲田とのカードにおいて4連敗を喫し、結果として3位に終わりました。そこで、今夏はその悔しさを糧に個人、そしてチームとしてのレベルアップを図ってまいりました。
その中で、リーグ戦出場経験の少ない上級生を中心メンバーとした「第7回Mature Cup」が6月下旬から7月上旬に開催されました。4年生全員がベンチに入り、熱のこもった2試合が繰り広げられました。また、今年度より法政大学が参加することになり、同リーグ同士での上級生による対決も実現いたしました。
初戦の法政大学戦は、序盤に先制するものの、後半にかけ追いかけられる展開となりました。織茂雄哉(稲毛・総4)の三塁打や堀江康太(湘南・理4)の犠飛、西澤元希(慶應・商4)が本塁打を放つなどの活躍を見せ、4年生の意地にベンチ、スタンドが盛り上がります。しかし、後半の相手打線の追い上げに遭い、2対4で7回で惜敗しました。
2戦目の日本体育大学戦では、序盤から点を取り合う緊迫した試合展開となりました。先発の向井颯之介(市立西宮・商4)がピンチを作るも最少失点にまとめ、先発の役割を果たします。打線は4回、四球や敵失の間にチャンスを作ると、今井航太郎(鎌倉学園・商4)の適時打などで3点を返し、6回には堀翔太(日本大学・文4)の内野安打や織茂の適時二塁打で逆転に成功。9回には杉山勇征(清水東・商4)の適時打で相手を突き放すと、最後は副将の福住勇志(慶應・商4)が抑え7対5で勝利いたしました。
4年生が意地とプライドをかけて戦う姿勢は、スタンドで観戦していた下級生にとっても大きな刺激になったことと思います。
また、この大会を通じてリーグ戦出場メンバーも含めた全員で絆を深めた4年生は、それぞれが抱く想いを体現し、この秋こそは早稲田に勝ち、「リーグ戦優勝」という目標を果たす覚悟でおります。
今季も厳しい戦いになることが予想されますが、部員全員がそれぞれの役割を全うし、一丸となって戦ってまいります。
今後とも温かいご支援、ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
Mature Cupで優秀選手賞に選ばれた織茂雄哉
日本体育大戦でレフトスタンドへの本塁打を放った西澤元希
Mature Cupを戦い抜いた4年生ら