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倶楽部報(2022年秋号)

主将抱負

主将 下山 悠介(商学部4年 慶應高)

2022年09月16日

主将 下山 悠介

三田倶楽部の皆様におかれましては、平素より多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。

今年の春のリーグ戦は、国内における感染症の再流行や様々な災害の発生、世界に目を向ければ戦争を行う国がある中での開催となりました。そういった状況下でも、多くの関係者の方々のご尽力により、リーグ戦を戦い抜けたことに部員一同感謝しております。また、自分たちの姿が、わずかながらでも観てくださった方々の励みになれていれば、心から嬉しく思います。

結果は、昨春・昨秋に続く三連覇を目指しましたが、力及ばず、2位に終わりました。総括しますと、序盤に優勝争いをしながらも、勝ちきれない、非常に悔しいシーズンでした。東京大学戦、立教大学戦では勝ち点を奪取し、その後の法政大学戦では勝ち点を逃しました。優勝の望みを繋ぐべく臨んだ明治大学戦では、初戦に勝利したものの、勝ち点を取れず、優勝の可能性が消滅しました。あと一勝でもしていれば状況は大きく変わっていました。ここで、僕たちは落胆しました。しかし、そこから「このまま終わるわけにはいかない」と宿敵・早稲田大学との対決に向けて部員全員で気持ちを切り替え、まとまりました。その結果、早稲田大学戦では二連勝することができました。リーグ戦優勝を果たせませんでしたが、優勝の可能性が消滅した中でのこの二勝は、秋のシーズンに繋がるものだったと確信しております。ただし、「勝ちきれなかったこと」は秋に向けての大きな課題となりました。

この夏、「どうすれば優勝できるか」「いかにして勝つか」を全員でひたすら考え、厳しい練習に励んできました。キャンプや夏のオープン戦を経て、春よりもまた一つレベルアップしたチームになってきた手応えがあります。今秋の目標は「リーグ戦優勝」「日本一」「早稲田に勝つ」です。秋こそは、慶應義塾体育会野球部の使命とも言えるこの3つを必ずや達成します。そう簡単なことではありませんが、春の経験を活かし、やれるだけのことをやってきました。今年のチームスローガンである「挑越~do the right thing~」のもと、部員一丸となって精進します。また、リーグ戦を通して、応援してくださる皆様に勇気や活力を届けられるよう、学生らしく溌剌とプレーしてまいります。

最後になりますが、今後も野球部への変わらぬご支援、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

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