バックナンバー

ホーム > バックナンバー > 2021年秋号 > 2021年秋号(北海道タンチョウリーグ遠征)

倶楽部報(2021年秋号)

北海道タンチョウリーグ遠征

学生スタッフ 森野 壮眞(商学部4年 慶應高)

2021年09月10日

学生スタッフ 森野 壮眞

学生スタッフを務めております、4年の森野壮眞と申します。今回の北海道タンチョウリーグ遠征を含め、三田倶楽部の皆様には平素より多大なる御支援を賜り、心より御礼申し上げます。

今回の北海道タンチョウリーグ遠征には首脳陣・トレーナーの方々6名、選手44名、学生スタッフ5名、マネージャー・アナリスト5名の総勢60人が参加しました。

試合はトヨタ自動車と日本体育大学との計2試合で、当初の予定より少ない試合数にはなりましたが、どちらも勝利で飾ることができ、秋季リーグに向けて良いスタートを切ることができました。また、トヨタ自動車との試合後には、バッテリーと野手に分かれ、トヨタ自動車のコーチの方々と意見交換をする機会を設けていただきました。そこではハイレベルな技術・野球脳・戦術を教えていただき、我々にとって大変貴重な時間を過ごすことができました。

合間の練習日には、監督より「練習・試合を通じて基本動作の徹底」というテーマが挙げられました。午前中にはチーム練習(サインプレー、連携確認等)を行い、1つのサインプレーや細かい動き、実戦になった時に起きる動きやプレーのずれを繰り返し確認しました。一方で午後は、打撃練習・個人練習に時間を割きました。野手は打撃フォームを修正・確立するため、監督直伝の基本3種スイングを徹底して行いました。投手はピッチングに加え、high・middle・lowと3つの強度に分かれたランニングメニューを毎日走り込み、徹底的な体力強化や投球感覚を養いました。北海道という過ごしやすい環境を存分に活かした練習となりました。

例年と同様に野球教室などを通じた地域の方々との交流を願っておりましたが、生憎の状況下により今年は叶いませんでした。しかし、練習や試合を見学しに来てくださった地元の方々や高校生がいらっしゃり、幕別の街の温かさを感じることができました。

その後は日吉に戻り、秋季リーグ戦前最終調整の段階に入りました。春季リーグは日本一という最高の結果となりました。しかし、その結果に奢ることなく、我々は1からチームづくりをし、チャレンジャーの気持ちで秋季リーグ戦に向かおうとしています。今年のスローガンは「繋勝(けいしょう)〜Giving back〜」です。これまでお世話になった皆様の想いを繋ぎ、優勝という形で恩返し(Giving back)したいと部員一同強く思っております。

今後とも御支援と御声援のほど宜しくお願い申し上げます。

集合写真
集合写真

トヨタ自動車戦で本塁打を放った正木智也(法学部政治学科4年・慶應高)
トヨタ自動車戦で本塁打を放った正木智也(法学部政治学科4年・慶應高)

日本体育大学戦で先発した森田晃介(商学部4年・慶應高)
日本体育大学戦で先発した森田晃介(商学部4年・慶應高)

マウンドの増居翔太(左:総合政策学部3年・彦根東高)に声をかける福井章吾(右:環境情報学部4年・大阪桐蔭高)
マウンドの増居翔太(左:総合政策学部3年・彦根東高)に声をかける福井章吾(右:環境情報学部4年・大阪桐蔭高)

^