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倶楽部報(2020年春号)
助監督抱負
野球部助監督 竹内 大助(平成25年卒 中京大中京高)
2020年04月10日
三田倶楽部の皆様、いつもありがとうございます。
本年より堀井新監督を迎え、チームスローガンの通り「本氣」で連覇を狙い日々練習に励んでいます。
新チームでは主将の瀬戸西、学生スタッフの西澤を中心に全員が対話を重ね、監督の目指すチーム、野球に向かい同じ方向を向きつつあるように感じます。堀井監督も選手との対話に重きを置き、グランド内外で真剣に話し込む姿は塾野球部の日常となっています。
今年はアメリカにて春季キャンプを行い、ロサンゼルス、アリゾナを拠点に現地の大学、ダイヤモンドバックスのマイナーとも試合をしました。
メジャーで活躍する選手の試合に向かう準備・入り込み方、野球に対する真摯な姿勢も目の当たりにし学生たちの野球に対する考え方、姿勢にも変化があったように感じています。
また日本とは違う環境、文化に触れ、野球選手としても1人の人としても幅ができ成長するきっかけになりました。
昨年と比べ今年はOP戦の試合数が格段に増えています。試合を重ねていく中で大きく成長している選手も見受けられます。これは主力の選手に限った話ではなくこれまでなかなか試合に出場する機会がなかった選手、まだ経験値の浅い下級生も同様です。
試合の中で出た課題を練習で潰していきそれをまた試合で挑戦する。この繰り返しで選手個々もチームとしても一段ずつ階段を上って行きながらより良いものを目指しています。
投手陣は副将でもある木澤と、佐藤・関根・長谷部の4年生を中心に切磋琢磨しながら競争を行っています。昨年秋に先発をしていた森田、共に1年時から神宮のマウンドを経験している増居・生井の両左腕。これまでリーグ戦経験はないものの成長著しい投手もおりお互いに刺激しあい相乗効果を生むことを期待しています。
ただ、リーグ戦で勝つことは簡単ではなく他大学の戦力も充実しているため慢心することなく立ち止まることなく走り続けなければなりません。
監督は「練習の目的はいい習慣をつけること」と常々選手に対して話しています。
グランド内での練習だけでなく普段の挨拶から、より上手くなるためいい習慣をつけ本気で日本一を狙います。
現在、刻一刻と環境が変わり難しい状況ではありますがチーム一同、今できることに全力で取り組み準備をして行きます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。