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倶楽部報(2018年春号)

六球会野球大会の優勝とゴルフ大会の今年の戦績

六球会幹事 小西 孝彦(昭和42年卒 熊本高)

2018年04月12日

六球会は六大学野球経験者60歳以上のOBの会で春秋ゴルフ大会そして秋に五年をかけての総当たりの対抗戦として野球大会を行っている。平成29年度六球会活動が終了したのを受け、野球大会とゴルフ大会の我がOBたちの活躍を紹介したい。

野球大会は、今年がこのシリーズ最終戦で立教大学と対戦、平成29年11月21日、晴天の思い出の神宮球場にて行われた。これまでの戦績は平成24年、明治に5-2、平成25年、早稲田に12-4、平成26年、東大に9-0で勝利し三連勝、平成27年雨天中止、平成28年、残念ながら力及ばず法政に2-4と惜敗し三勝一敗となり、今年勝利すれば優勝が決まるポジションにあった。

対立教戦、投打とも優勝校にふさわしい底力を発揮したゲーム展開であった。圧巻は、吉田正敏(昭和43年卒 豊多摩高)と島村聖(昭和44年卒 土佐高)の両投手、先発の吉田投手は73歳の年齢では考えられない速球と変化球を交え、緩急をつけたピッチングにて、ヤクルトスワローズでプレイした丸山完二選手やリーグ戦で活躍した後勝選手、土井国昭選手そして阿天坊俊明選手らを擁した立教の強力打線に対し四回被安打1、無失点に抑えた。続いて定石通りのストッパー島村聖投手にリレー、一回無安打無失点、三振2の安定した投球により両投手の果たした役割は大きい。立教大学が五回で戦意を喪失する完璧なピッチングでもあった。

攻撃陣は、昨年法政戦で十二安打を放ちながらタイムリーが出ず、七安打の法政に負けた悔しい思いを晴らすかのようにつなぎの野球に徹し、五回九安打で大量10点をあげることができた。特筆すべきは、昨年打棒振るわず、今年にかけた山下大輔選手(昭和49年卒 清水東高)がラインドライブのレフトフェンスに達する目の覚めるような三塁打(ジョギングスタイルのランニング)を放ち、相手チームからも驚嘆の声が上がるほど、プロで活躍していた時代を思い起こさせる打棒を発揮し、汚名を返上した。さらには島村聖選手の現役からの特技である快足を生かした内野安打に、流し打ちの左前安打、そして増山治一郎選手(昭和46年卒 慶應志木高)の二本のタイムリーヒットなどで加点し大量点に結び付け、五回コールド10対0の快勝であった。

守備では、正捕手の故障のため、プロ経験者の山下大輔選手を捕手に起用、ファウルチップを好捕し三振に仕留めるなど、堅実なプレイで貢献、濱靖夫監督(昭和35年卒 今宮高)の大胆な采配が功を奏する結果となった。遠路はるばる参加した和住賢治二塁手(昭和41年卒 灘高)が74歳とは思えない軽快な動きなどで安定した守備を発揮し、チーム全体で失策一個にとどめたことも投手陣を支えたことにつながった。今年は、関西から上京して出場した島田誠次郎(昭和36年卒 岸和田高)と和住賢治の両選手の参加が優勝への熱意をさらに盛り上げ、大いに士気を高めることとなった。

一年の雨天中止があり六年をかけたこのシリーズ、四勝一敗で慶應義塾が優勝、濱靖夫監督を神宮の空高く胴上げをして、現役の秋のリーグ優勝に続き花を添えることができた。 その間、終始一貫ヘッドコーチとして監督を支え続けた芦尾芳司氏(昭和35年卒 滝川高)、六年前に先発、好投した曽根弘信氏(昭和39年卒 広島商高)、常時参加の椎野開八郎氏(慶應志木高)と中川啓氏(慶應高)の昭和42年卒組、島村精介氏(桐蔭高)と宮倉幸史氏(慶應志木高)の昭和44年卒組、そして若手の台頭として活躍した岡本隆義氏(石神井高)と小松澤弘安氏(鶴見高)の昭和46年卒組、同じく昭和51年卒年組の安田清紀氏(滝川高)と名取秀雄氏(慶應高)の面々。いつもベンチで叱咤激励の応援でナインを鼓舞し続けた河内洋一前監督(昭和32年卒 日比谷高)、増田弘氏(昭和32年卒 慶應高)、赤木健一氏(昭和34年卒 慶應高),加藤太郎氏(昭和41年卒 慶應高)、上岡誠二氏(昭和46年卒 土佐高)らOBにも感謝したい。また、この六年間参加し優勝に貢献したOBの中で、嵐康一郎氏(昭和32年卒 慶應高)、田村公氏(昭和35年卒 甲府一高)、中正紀氏(昭和38年卒 千歳ヶ丘高)、向井達夫氏(昭和42年卒 慶應高)、大城信彦氏(昭和44年卒 三池高)の五人のOBが鬼籍に入られたので、12月15日の祝勝会にて黙とうを奉げ、感謝とともにご冥福をお祈りした。このように多くのOB、皆さんの活躍そして貢献など忘れることはできない。

試合後の懇親会が約九十名のOBの参加で行われ、優勝した慶應義塾の濱靖夫監督に優勝盾が贈呈、表彰された。続いて、六年間五試合全イニング出場、傘寿を超えた最年長の石丸元旦選手(昭和36年卒 豊多摩高)が驚異的な五割を超える打率と堅実な守備が評価され優秀選手に選ばれ参加者の喝さいを浴びた。最後に各大学別に校歌や応援歌などを合唱し、エールの交換をして来年から始まる新シリーズでの奮闘を誓い合った。


一方、六球会活動の一つであるゴルフ大会は、春は5月10日、秋は10月11日に八千代ゴルフクラブにて晴天に恵まれ開催された。春は、夏目幸生氏(昭和41年卒 慶應高),小川透氏(昭和41年卒 伊勢高),遠藤凱孝氏(昭和42年卒 慶應高),鈴木善彦氏(昭和44年卒 千葉高)、播本雄二郎氏(昭和44年卒 慶應高)、山本光介氏(昭和47年卒 慶應高)、山下大輔氏、安田清紀氏(昭和51年卒 湘南高)の面々が参加、山本光介氏が準優勝、小川透氏が四位ながら両氏とも78のベストグロス、44名参加中15位までに五人が入賞、六連覇後に途切れた団体優勝を奪回した。秋は、春の参加者にリーダーの田浦正昭氏(昭和38年卒 熊本高)が復帰、九名にて参加、ここでも優勝は鈴木善彦氏、三位に播本雄二郎氏、四位にはベストグロス69(アンダーエイジシューター)の小川透氏らが入り,44名中22位内に八人が入るなど、慶應義塾の安定した力を発揮、団体優勝の連覇を果たした。


この一年野球にゴルフに慶應義塾の六球会YEARとなった。療養中の発足メンバーの加藤雄司氏(昭和28年卒 慶應普通部)にもこの快挙を伝えたい。今後も新しいメンバーの参加で若返りを図り戦力強化を期待しながら楽しんでいきたい。

10-0のスコアボードを背に誇らしげな慶大チーム
10-0のスコアボードを背に誇らしげな慶大チーム【野球大会】

戦い終わり立教チームと仲良く集合写真
戦い終わり立教チームと仲良く集合写真【野球大会】

濱監督を胴上げして歓喜するナイン
濱監督を胴上げして歓喜するナイン【野球大会】

優勝盾を掲げる濱監督を中心に喜び合う
優勝盾を掲げる濱監督を中心に喜び合う【祝勝会】

河内前監督と喜び合う島村(聖)と島村(精)のバッテリー
河内前監督と喜び合う島村(聖)と島村(精)のバッテリー【祝勝会】

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