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倶楽部報(2015年秋号)
竹内秀夫君を偲ぶ
佐久間 勝弘
2015年09月09日
憧れの先輩
竹内先輩に、慎んでお別れのあいさつ申し上げます。
私が、大学一年のとき、竹内先輩は4年生の花形ピッチャーで、お話しをするのさえ畏れ多い存在でした。それでも私達一年生から見て竹内先輩の大らかで穏やかなお人柄は憧れでした。
そんな竹内先輩から、声をかけていただいたこともあり、私は明治生命(明治安田生命)に就職し、ここでも竹内さんと一緒に野球をする機会を得ました。私の入社3年目に竹内さんの投打にわたる活躍で、初の都市対抗出場を果たし、本大会で準決勝まで進む快進撃も竹内先輩が立役者でした。この活躍で社内外から注目されても竹内先輩の大らかで穏やかで謙虚なお人柄は何一つ変わることはありませんでした。
その後、野球部を引退してからも、公私にわたり私達後輩に、さまざまな助言と助力をいただき、援助の手を差し伸べてくださいました。本当に素敵な先輩で、掛け替えのない人でした。
私は、竹内先輩と知り会うことができ、一緒に野球、仕事ができ、多くの時間を共有させていただいたことは、私の人生にとって何物にも代えがたい財産となりました。
この紙面を借りて厚く御礼申し上げます。「竹内さん!本当にありがとうございました。」
安らかにお眠りください。さようなら。