令和七年度秋季リーグ戦　対法政大学四回戦の結果

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2025年09月23日

四戦にも及ぶ激闘　両校総力戦の末、惜しくも敗戦

今春に続き、四回戦までもつれ込む大接戦となった対法大戦。今季こそは法大から勝ち点をもぎ取り、幸先良くスタートを切りたい。

絶対に負けられない、この試合のマウンドを託されたのは期待の2年生・水野。

1回表、先頭に中前安打を許すも牽制死に仕留めるなど、無失点で抑え、自身リーグ戦初先発ながら堂々たるピッチングを見せる。

2回表、一死からソロ本塁打を浴び、先制を許す。

その裏、先頭・常松が左前安打を放ち出塁するも、後続が併殺打、三ゴロに倒れ、得点圏に走者を進めることが出来ない。

4回表、先頭にソロ本塁打を放たれるも、この回、途中からマウンドに上がった松井が、下級生ながらも後続をしっかりと抑え切る。

5回表、四球などで二死二塁とされると、続く打者に適時打を放たれ、1点を追加される。なおも、四球、安打を許し二死満塁の窮地を招くも、エースの渡辺和が後を左飛に打ち取り、最少失点で切り抜ける。

なんとか反撃したい塾打線だが、相手投手の好投の前に、走者を出すことができない。

6回表、連打などで一死満塁の窮地を招くと、犠飛の間に1点を失い、リードを4点に広げられる。

継投で粘る投手陣に応えたい塾打線は、直後の攻撃で反撃の糸口を探る。先頭・竹田一が左前安打を放ち出塁すると、代打・上田太の左前安打などで無死満塁と、今試合最大の好機を作る。押し出し四球や内野ゴロの間に得点を重ね、この回3点を奪い、1点差に詰め寄る。

相手に流れを渡したくない8回表だったが、内野安打などで二死一、三塁とされると、適時二塁打や失策が絡み、この回3点を許す。

その裏、先頭・渡辺憩が捉えた打球は、鋭い打球でライトスタンドに突き刺さるソロ本塁打となり、1点を追加。塾打線の執念を見せる。

3点ビハインドで迎えた最終回、一死から竹田一が鮮やかな右前安打で出塁するも、後続が二ゴロ併殺に倒れ、4-7で敗戦した。

勝ち点を逃す厳しい幕開けとなったが、リードを許しても諦めず何度も食らいつく姿勢が光った。

この悔しさを力に変え、優勝への望みを繋ぐべく、最後まで全力で挑みたい。

(3年・マネジャー・石坂梨紗)

リーグ戦初先発を任された水野