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令和七年度秋季リーグ戦 対法政大学一回戦の結果

2025年09月13日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
慶應義塾大 0 0 0 0 0 0 3 2 2 7
法政大 0 0 5 0 2 0 0 0 0 7

(規定により引き分け)

0 -7から同点に追いつく驚異の終盤の粘り

夏の暑さが残る中、開幕した2025秋季リーグ戦。
春季リーグ戦を5位で終えた悔しさを晴らすべく、
夏場の鍛錬で積み上げてきた力を今こそ示し、今秋こそ優勝を掴み取りたい。

悲願のリーグ戦優勝へ向け、初戦から白星スタートを切りたい、対法大一回戦。

大事な開幕のマウンドを託されたのは、渡辺和。
1回裏、二死から走者を出すも、後を二飛に打ち取り、安定した立ち上がりを見せる。

3回裏、連打で無死一、二塁とされると、続く打者に3ラン本塁打を浴び、先制点を奪われる。さらに、適時二塁打と犠飛で2点を追加され、この回5点を失う。

これ以上追加点を与えたくない投手陣だったが5回裏、先頭に内野安打を許すと、続く打者に痛恨の2ラン本塁打を放たれ、追加点を奪われる。

何としても反撃したい7回表、小原、渡辺憩、常松の三連打などで二死満塁の好機を作ると、打席にはリーグ戦初出場の1年生・加藤。捉えた7球目はレフト線への走者一掃の適時二塁打となり、3点を返す。

追加点の欲しい塾打線は8回表、先頭・林純が中前安打を放つなど一死満塁とすると、渡辺憩の適時打で1点を追加する。さらに、常松が押し出し四球を選び、この回2点を奪う。

8回裏、この回からマウンドに上がるのは水野。落ち着いた投球でチームに最終回への攻撃の良い流れをもたらす。

2点ビハインドで迎えた9回表、先頭・吉開、林純の連打などで、一死二、三塁の好機を作る。続く小原が捉えた打球が左翼手の前へ落ちると、俊足の代走・丸田が二塁から本塁に駆け抜け、試合を振り出しに戻す。

9回裏、この回もマウンドに上がるのは水野。遊直、2つの二ゴロとテンポ良く打ち取り、7-7で引き分けた。

三番に抜てきされた渡辺憩の活躍、代打・加藤や代走・丸田の勝負所での起用など堀井監督の采配が見事に的中した試合だった。

今後も拮抗した試合が予想されるが、部員一丸となって全力で戦っていきたい。

(3年・マネジャー 藤井綾乃)

 

 同点打を放った小原

 

【慶 大】
(一)二一 今津 4 0 0 1 1 0
(中) 小原 5 3 2 0 0 0
走二 竹田一 0 0 0 0 0 0
(三) 渡辺憩 5 2 1 2 0 0
(左) 常松 3 1 1 1 1 0
(右) 中塚 2 0 0 1 0 0
代打 今泉 1 0 0 0 0 0
一宮 1 0 0 1 0 0
(二) 吉野 2 0 0 0 0 0
打一 加藤 2 1 3 0 0 0
水野 0 0 0 0 0 0
(捕) 吉開 4 1 0 1 0 0
(遊) 林純 4 2 0 0 0 0
走中 丸田 0 0 0 0 0 0
(投) 渡辺和 1 0 0 0 0 0
小川琳 0 0 0 0 0 0
代打 森村 1 0 0 0 0 0
田上 0 0 0 0 0 0
坂中 0 0 0 0 0 0
打二 上田 1 0 0 1 0 0
代打 村岡 0 0 0 0 0 0
八木 0 0 0 0 0 0
36 10 7 8 2 0
               
【法 大】
(右) 5 1 0 0 0 0
(二) 中村騎 4 1 3 0 1 0
(中) 藤森康 5 2 0 1 0 0
(三) 松下 4 2 2 0 0 0
(左) 片山 4 1 0 0 0 0
(一) 今泉秀 4 2 1 0 0 0
(捕) 井上和 3 1 1 2 0 0
(遊) 品川 4 0 0 0 0 0
(投) 山床 3 1 0 1 0 0
野崎 1 0 0 0 0 0
37 11 7 4 1 0

 

【慶 大】 球数
渡辺和 4 0/3 81 22 10 1 0 7
小川琳 1 15 3 0 1 0 0
田上 1 1/3 14 5 0 1 1 0
坂中 0 2/3 7 2 0 0 0 0
水野 2 25 7 1 1 0 0
9 142 39 11 4 1 7
               
【法 大】 球数
山床 7 1/3 107 30 7 6 1 5
野崎 1 2/3 39 9 3 2 1 2
9 146 39 10 8 2 7

 

▽本塁打 中村騎、松下
▽三塁打 
▽二塁打 加藤、今泉秀
▽三振 慶8  法4
▽四球 慶2  法1
▽犠打 慶1  法1
▽盗塁 慶0  法0
▽失策 慶0  法0
▽併殺 慶0  法0

 

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