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令和七年度春季リーグ戦 対法政大学一回戦の結果

2025年05月17日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
法政大 0 2 0 0 4 0 0 0 0 6
慶應義塾 0 0 1 0 1 2 1 1 0 6
 
劇的3発で追撃、引き分けに持ち込む 

優勝へ望みを繋ぐため、絶対に負けられない、対法大一回戦。

2回表、一死三塁の窮地を招くと、続く打者に適時二塁打を浴び、先制を許す。なおも二死三塁から適時打を放たれ、この回2点を奪われる。

3回裏、林純がレフトスタンドへ一直線の自身リーグ戦初となるソロ本塁打を放ち、1点を返す。

5回表、一死二、三塁とされると、適時打で1点を追加される。なおも二死二、三塁から痛恨の3ラン本塁打を浴び、リードを5点差に広げられる苦しい展開となる。

反撃の糸口を掴みたい塾打線は5回裏、四球を選び切り出塁するなど一死二塁とすると、今津に右中間を破る適時三塁打が飛び出し、1点を追加する。

さらに6回裏、今泉の内野安打などで一死一塁とすると、渡辺憩がバックスクリーンの上部に直撃する特大の2ラン本塁打を放ち、2点差に詰め寄る。

7回裏、二死一塁から常松に右中間への適時二塁打が飛び出し、1点を追加する。

勢いの止まらない塾打線は8回裏、二死から福井直が放った打球はバックスクリーンに入る自身リーグ戦初のソロ本塁打となり、ついに同点に追いつき、試合を振り出しに戻す。

絶対に追加点を与えられない9回表、マウンドに上がったのは主将・外丸。2つの四球、安打などで二死満塁と最大の窮地を招くも、後を左飛に仕留め、無失点で切り抜ける。主将としての威厳を見せるピッチングで、試合は最後の攻撃へ。

同点で迎えた9回裏、代打・吉野がセンターへのヒットを放つなど、一死二塁と得点圏に走者を置くも、後続が三邪飛、投飛に倒れ、6-6で引き分けた。

激しい打撃戦となった法政大学一回戦。5点差をつけられ苦しい展開となったが、2年生の気迫溢れる3本の本塁打を筆頭に、同点に持ち込んだ。粘り強い攻撃で追いついたものの、あと一歩勝利に届かず、惜しくも引き分け。勝利を掴むことはできなかったが、この粘り強さをそのままに、明日以降2連勝したい。

(3年・マネジャー・石坂梨紗)

 

 8回裏、同点のソロ本塁打を放った福井直

 

【法 大】
(中) 藤森康 2 1 1 0 3 0
(右) 5 1 0 2 0 0
(左) 片山 5 3 0 0 0 0
(三) 松下 5 2 0 0 0 0
(一) 今泉秀 3 1 1 1 1 0
(遊) 熊谷 5 1 0 0 0 1
(二) 中村騎 4 1 3 2 0 0
(捕) 中西祐 4 1 1 1 0 0
(投) 野崎 3 0 0 1 0 0
山床 0 0 0 0 0 0
代打 井上和 1 0 0 1 0 0
永野 0 0 0 0 0 0
37 11 6 8 4 1
               
【慶 大】
(中) 今津 4 2 1 0 1 0
(左) 小原 3 0 0 0 0 0
沖村 0 0 0 0 0 0
打一 森村 1 0 0 0 0 0
丸田 1 0 0 0 0 0
(右) 常松 5 2 1 0 0 0
(一) 中塚 4 0 0 1 0 0
水野 0 0 0 0 0 0
外丸 0 0 0 0 0 0
(三) 今泉 4 1 0 2 0 0
(捕) 渡辺憩 4 1 2 0 0 1
(遊) 上田 2 0 0 0 0 0
打二左一 福井直 1 1 1 0 1 0
(二)遊二 林純 3 1 1 1 1 0
(投) 渡辺和 1 0 0 0 0 0
打左 二宮 2 0 0 0 0 0
八木 0 0 0 0 0 0
代打 吉野 1 1 0 0 0 0
代走 横地 0 0 0 0 0 0
36 9 6 4 3 1

 

【法 大】 球数
野崎 5 1/3 94 24 6 1 1 4
山床 1 2/3 26 7 1 2 2 1
永野 2 35 8 2 1 0 1
9 155 39 9 4 3 6
               
【慶 大】 球数
渡辺和 5 82 26 10 3 1 6
沖村 2 29 7 0 2 1 0
水野 1 11 3 0 2 0 0
外丸 1 19 6 1 1 2 0
9 141 42 11 8 4 6

 

▽本塁打 中村騎、林純、渡辺憩、福井直
▽三塁打 今津
▽二塁打 熊谷、中西祐、松下、常松
▽三振 法8  慶4
▽四球 法4  慶3
▽犠打 法1  慶0
▽盗塁 法1  慶1
▽失策 法1  慶1
▽併殺 法0  慶0

 

 

 

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