新着情報

ホーム > 戦評 > 第五十四回明治神宮野球大会 二回戦 対環太平洋大学の結果

新着情報

第五十四回明治神宮野球大会 二回戦 対環太平洋大学の結果

2023年11月18日

  1 2 3 4 5 6 7
 環太平洋大 0 0 0 0 0 0 0 0
 慶應義塾 0 1 0 3 1 0 2x 7
 
投打噛み合い7回コールド勝ち 準決勝に駒を進める

リーグ戦優勝を決めた早慶戦から3週間。4年ぶりの日本一に向け気持ちを新たに迎えた、明治神宮野球大会初戦・対環太平洋大学戦。

先発のマウンドを託されたのは、秋季リーグ戦で6勝を挙げた2年生エース・外丸。初回、一死から失策で得点圏に走者を背負うも、後続を遊ゴロ、盗塁刺とし、3人で抑える。

2回裏、水鳥が中前安打で出塁すると、すかさず盗塁で二塁に進む。さらに、一ゴロの間に三塁まで進塁すると、捕逸の間に生還し、幸先良く1点を先制する。

4回表、2本の安打などで一死一、三塁の窮地を招く。しかし、またも捕手・宮崎が二盗を刺し外丸を助けると、後を二ゴロに打ち取り、得点を許さない。

するとその裏、先頭が四球を選び出塁すると、打席にはここまで強肩を活かした好守備が光る宮崎。大きく上がった打球は、そのまま左翼手の頭上を越えスタンドイン。2ラン本塁打で攻守ともにチームを援護する。さらに水鳥も四球を選び、2つ目の盗塁を決めるなど一死三塁とすると、今季初スタメンの佐藤駿がライト方向へ犠飛を放ち、この回一挙3点を追加し、相手を突き放す。

勢いの止まらない打線は5回裏、吉川の内野安打などで二死二塁とすると、秋季リーグ戦で三冠王に輝いた四番・栗林泰が左前適時打を放ち、1点を奪う。

7回表、四球、右前安打などで二死一、二塁とされると、続く打者の放った打球はセンター後方へ。しかし、この回の途中から守備に入った1年生・横地が好捕を見せ、相手に反撃の隙を与えない。

試合を決定付けたい塾野球部はその裏、本間、廣瀬の連打などで無死満塁とすると、宮崎の左前適時打で1点を追加する。なおも好機は続き、一死満塁から、代打・佐藤一が粘って捉えた11球目はレフト前へ。7点目を挙げる適時打となり、大会規定により7回コールド、7-0で初戦突破を果たした。

先発・外丸は7回94球無失点と、リーグ戦に引き続き安定した投球を見せた。さらに、随所に好守備、好走塁が光り、投打が噛み合った隙のない野球で勝利した。

明日の準決勝でも勝利し、何としても日本一を奪還したい。

(2年・マネージャー T.S)

 

DSC096544回に2ラン本塁打を放った宮崎

 

【環太平洋大】
(一) 山本 3 1 0 0 0 0
(遊) 吉田 3 0 0 0 0 0
(左) 猿渡 3 1 0 0 0 0
(三) 楠本 3 1 0 1 0 0
(右) 中島秀 2 1 0 0 0 0
(中) 市原 2 0 0 1 0 0
白水 0 0 0 0 0 0
代打 伊藤 1 0 0 1 0 0
浦川 0 0 0 0 0 0
徳山 0 0 0 0 0 0
(二) 角戸 2 1 0 0 1 0
(捕) 内之倉 3 1 0 0 0 0
竹内 0 0 0 0 0 0
(投) 米村 1 0 0 0 0 0
辰巳 0 0 0 0 0 0
打中 坂東 2 0 0 1 0 0
25 6 0 4 1 0
               
【慶 大】
(一) 吉川 4 1 0 1 0 0
(三) 本間 2 2 0 0 1 0
(二) 廣瀬 4 1 0 1 0 0
(右) 栗林泰 2 1 1 1 2 0
(捕) 宮崎 4 2 3 0 0 1
(遊) 水鳥 2 1 0 1 2 0
(左) 齋藤來 3 0 0 0 0 0
代打 佐藤一 1 1 1 0 0 0
(中) 佐藤駿 2 1 1 1 0 0
横地 0 0 0 0 0 0
(投) 外丸 2 0 0 0 0 0
26 10 6 5 5 1

 

【環太平洋大】 球数
米村 3 0/3 56 15 3 4 3 3
辰巳 1 8 3 0 0 0 0
白水 2 38 10 3 0 1 1
浦川 0 0/3 13 4 3 0 1 2
徳山 0 1/3 14 2 1 1 0 0
6 1/3 129 34 10 5 5 6
               
【慶 大】 球数
外丸 7 94 27 6 4 1 0
7 94 27 6 4 1 0

 

 

▽本塁打 宮崎
▽三塁打 
▽二塁打 
▽三振 環4  慶5
▽四球 環1  慶5
▽犠打 環1  慶3
▽盗塁 環0  慶3
▽失策 環0  慶1
▽併殺 環0  慶0

^