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令和五年度春季リーグ戦 対早稲田大学戦三回戦の結果

2023年05月30日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
 慶應義塾 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
 早稲田大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
 
エースと主将の活躍で宿敵・早稲田から勝ち点を奪取 今季を3位で終える

日曜日の勢いそのまま、宿敵・早稲田から何としても勝ち点を奪取し、有終の美を飾りたい、対早大三回戦。

平日にも関わらず、多くの塾員、塾生が神宮球場の応援席へと詰めかけた。

この試合の先発を任されたのは、今季11試合目の登板となる、エース・外丸。1回裏、失策と犠打で一死二塁とされるも、後続を左飛と遊飛に打ち取る。

3回まで両校エースが好投を見せ、無得点のまま試合は中盤へ突入する。

得点を奪いたい塾打線は4回表、先頭の主将・廣瀬が捉えた打球はそのままレフトスタンドへ。今季5号目、通算18号となる一発が貴重な先制弾となる。

5回裏、先頭にこの試合初安打を許すなど、一死一、二塁とされるも、後続をしっかりと打ち取り、得点を与えない。

両投手は走者を許すものの、意地の投球を見せ、試合は1点差のまま9回の攻防へ。

好投を続ける外丸を援護したい塾打線だったが、左飛、一飛、二ゴロと三者凡退に倒れる。

その裏、この回のマウンドにも外丸が上がる。

先頭に安打を放たれるなど、二死三塁とこの試合一番の窮地を迎える。緊迫した場面だったが、後を一邪飛に抑え、109球4安打無失点と自身初の完封を成し遂げ、1-0で勝利した。

昨秋の雪辱を果たすべく迎えた、今季の早慶戦。初戦は惜しくも勝ち星を落とすも、二戦目、三戦目を全員の力で勝利を掴み取り、見事勝ち点を挙げることができた。

令和五年度春季リーグ戦において、弊部は15試合8勝5敗2分勝ち点3と、3位で終えた。なお、ベストナインには、外野手の栗林泰(初)が選出された。

優勝は全5校から勝ち点を奪った明大。すでに第6週の早大戦で連勝し、戦後初の3連覇を決めていた。

今季は、序盤に勝ち点を2つ落とす苦しいスタートとなったが、最後まで諦めずに戦い抜き、後半の3カードでは全て勝ち点を奪取することができた。この悔しさと粘り強さを胸に、秋季リーグ戦では必ず優勝できるよう、部員一同精進していきたい。

3年・マネージャー J.S)

 
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 伝統の早慶戦で自身初の完封を成し遂げた外丸

 

【慶 大】
(一) 吉川 4 0 0 0 0 0
(三) 本間 4 1 0 1 0 0
(二) 廣瀬 3 1 1 1 1 0
(右) 栗林泰 4 0 0 1 0 0
(捕) 宮崎 4 1 0 0 0 0
(左) 齋藤來 4 0 0 0 0 0
(中) 水鳥 3 1 0 1 0 0
佐藤駿 0 0 0 0 0 0
(遊) 斎藤快 2 1 0 0 1 1
(投) 外丸 2 0 0 0 0 0
30 5 1 4 2 1
               
【早 大】
(中) 尾瀬 4 1 0 0 0 0
(左) 中村将 3 0 0 2 0 0
伊藤樹 0 0 0 0 0 0
(遊) 熊田 4 1 0 0 0 0
(捕) 印出 3 1 0 0 0 0
(右) 吉納 4 1 0 0 0 0
(一) 野村 2 0 0 0 0 0
(三) 小澤 2 0 0 0 1 0
(二) 山縣 3 0 0 0 0 1
(投) 加藤 2 0 0 2 0 0
代打 前田健 1 0 0 1 0 0
松江 0 0 0 0 0 0
28 4 0 5 1 1

 

【慶 大】 球数
外丸 9 109 33 4 5 1 0
9 109 33 4 5 1 0
               
【早 大】 球数
加藤 8 121 30 5 4 2 1
伊藤樹 1 8 3 0 0 0 0
9 129 33 5 4 2 1

 

▽本塁打 廣瀬
▽三塁打 
▽二塁打 宮崎、水鳥、本間
▽三振 慶4  早5
▽四球 慶2  早1
▽犠打 慶1  早4
▽盗塁 慶0  早0
▽失策 慶1  早1
▽併殺 慶0  早0

 

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