倶楽部報

ホーム > 倶楽部報 > 2024年春号(室内練習場建て替え工事竣工記念式典を開催)

倶楽部報(2024年春号)

室内練習場建て替え工事竣工記念式典を開催

2024年04月23日

室内練習場の建て替え工事竣工記念式典が4月20日、野球部下田グラウンド内にある新しくなったばかりの室内練習場で開催された。式典には、施設の完成に尽力された慶應義塾関係者をはじめ建設にあたった「(株)もちひこ」の方々や支援者の方々、三田倶楽部員、現役部員ら200人近くが参加し、寺田彩夏マネジャー(4年、立教女学院)の司会のもと執り行われた。


挨拶をする加藤貴昭部長

始めに野球部の加藤貴昭部長が挨拶。竣工にあたり関係者らに感謝の言葉を述べたあと、「これから野球部としてはこの室内練習場を大いに活用して、支援していただいている皆さんの期待に応えるよう、より高い目標に向かって努力してまいりたいと思っております」と語った。


挨拶をする堀井哲也監督

「ほんとに待ちに待った」、「これだけのものができると選手たちは、バットを持って、ジャージに着替えてこの中に入って、野球にまた前向きに取り組める」と喜びを表した堀井哲也監督は、「本当にみなさまのご努力に感謝して、野球部として皆さんに喜んでもらえるよう、結果でお応えしたい」と力強く話した。


挨拶をする山内慶太・常任理事

続いて慶應義塾関係者からは、山内慶太・常任理事と岡田英史・常任理事が挨拶。山内氏は、竣工にあたり三田倶楽部との話し合い、横浜市との折衝など多くの困難があったことを披露。それでも完成への道へと歩むことができたのは、選手たちひとりひとりが、慶應義塾の体育会らしい野球を実現しようとしている姿に心を打たれたことだという。「ぜひこの環境を大事に活かし、慶應義塾の野球の理想、スポーツの理想を実現する、そういう日々の努力をして欲しいと思っております」とさらなる活躍を期待していた。


挨拶をする
岡田英史・常任理事

昭和61年卒の岡田氏は、学生時代の秋のシーズン(昭和60年)で完全優勝(10勝1分け)を経験し、ストッキングに2本目のラインが入ったときの感激した話を紹介。その上で、「私はいちファンの立場としてかってなことを言わしていただくと、この室内練習場が3本目のラインがストッキングに入るための一助になればと思っています」と話した。


打撃練習を披露する清原選手


打撃練習を披露する斎藤選手

このあと室内練習場にて、清原正吾選手(4年、慶應高)と斎藤快太選手(4年、前橋高)が打撃練習を披露した。清原選手が快音を飛ばすと、見ていた選手たちからは「ウオー」と歓声が。すると堀井監督がすかさず、「いいとこでやめとけ」と言って笑いを誘う一幕もあった。

選手代表として本間颯太朗主将(4年、慶應高)が「この素晴らしい室内練習場を最大限に活用して、携わっていただいたみなさまに結果という形で少しでも恩返しできれば」と春季リーグでの完全優勝と全日本大学選手権での優勝を目標に掲げた。


謝辞を述べる深澤晶久会長

最後に深澤晶久・三田倶楽部会長が「多くの関係者のみなさまに御礼を申し上げますとともに、どうか選手のみなさんは、100%、120%、この練習場を活用していい成績につなげていただきたい」と謝意と激励の言葉を述べ、式典は終了した。
(広報委員長 庄司信明)



記念式典に集まった参加者による記念撮影

^