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倶楽部報(2024年春号)

キャンプ報告A軍

学生チーフコーチ 深松 結太(商学部4年 慶應高)

2024年04月12日

学生チーフコーチ 深松 結太

今年度、チーフコーチを務めております深松結太と申します。
平素より三田倶楽部員の皆様におかれましては、弊部への多大なるご支援ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

去る2月17日から3月22日まで、大分県中津、鹿児島、大阪、愛知を拠点に35日間一軍キャンプを行いました。各地の充実した施設を使用し、選手一人一人が野球に向き合える有意義な時間を過ごすことができました。

この春のキャンプ期間を通じてAチーム、Bチームともに共通のテーマとして、「メリハリ」を掲げました。練習中の移動、準備後片付け、試合中の攻守交代などチームとして日本一のために1分1秒無駄にしない精神を持ち、日々精進することができました。

キャンプ期間は「薩摩おいどんカップ2023」に参加し、全国の大学、社会人、プロ野球団とオープン戦を行いました。鹿児島内でも2チームに分かれ、それぞれ連戦が続く日程でしたが、各地で出た課題を夜のミーティングで逐一共有し、チーム一丸となって成長することができたと思います。

また、本キャンプでは、試合後に練習時間が設けられ、その日に出てきた課題をすぐ克服することを大切にしました。このような時間はチームとして1日1日成長するため、選手自身の技術力向上とチームを仕上げていく上でとても大切な時間であったと思います。

今回キャンプを通じて、オープン戦ながらもたくさんの各地の人々と触れ合いました。そこでは慶應についてのイメージを語ってくれる方や試合への激励の言葉をかけてくれる方、写真やサインを求めてくる方、キラキラした顔つきの少年少女までいらっしゃいました。そのような方々の姿を見て自分が慶應野球部に所属している意義について考えた選手も多くいたと思います。自身の野球技術の向上に向き合うだけでなく、このように野球部に所属する意義についても考えることができたキャンプは、間違いなくチームの団結を強め、リーグ戦優勝、そして日本一を手繰り寄せるための貴重な経験となりました。

最後になりますが、今後も野球部への変わらぬご支援とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。



主将として春季キャンプをまとめた本間颯太朗


学生チーフとして初の鹿児島キャンプを率いた深松結太


笑顔を見せる選手ら


春季キャンプに参加した選手たち

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