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倶楽部報(2021年春季リーグ戦優勝特別号)

主将インタビュー

主将 福井 章吾(環境情報学部4年 大阪桐蔭高)

2021年06月08日

主将 福井 章吾

−−−−まずは第一の目標「リーグ優勝」を果たしたお気持ちを聞かせてください
昨年は春秋共に2位という結果で終わり、今年こそは堀井監督を胴上げしようと新チーム発足時から全員で取り組んできましたので、非常に嬉しいです。

−−−−リーグ戦に向けて主将としてチームをまとめることに力を入れたことは?
野球の技術向上はもちろんですが、昨年から正捕手として試合に出場させて頂き、東京6大学リーグの力は拮抗していると痛感しました。そこでリーグ優勝をするために必要な要素は技術以外の「人として」の部分であると感じたため、「環境整備」や「生活習慣」に拘ってここまで取り組んできました。

−−−−開幕戦の厳しい敗戦から8連勝、チームの切り替えにどう取り組んだのでしょうか
10試合ポイント制では1つの負けが優勝には大きく影響します。そんな中、初戦を落としてしまい良いスタートは切れなかったのですが、その敗戦を通じて「1戦必勝」に対する想いが生まれ、8連勝という結果に繋がったと感じております。

−−−−「繋勝」の通り「つなぐ野球」ができたと思いますが、その要因はなんでしょうか
部員全員が自分自身の役割や持ち場を理解し、そのポジションで役割を全うしてくれたことが大きな要因であると感じております。また、日々の練習の中で堀井監督より、「勝つために」という論点から多くの知識をチームに共有していただいていることが大きいと考えております。

−−−−立大戦一回戦の3ランも効きましたが、どんな思いで打席に向かったのでしょうか
とにかくチームが勝つために最善を尽くそうと思い打席に向かったことを覚えています。後ろには正木という六大学を代表する打者がいますので思い切ってスイングをしていこうと考えていました。

−−−−攻守にわたる活躍でしたが、捕手として投手陣を引っ張るのに努めたことは?
他大学の打者は本当に素晴らしい打者が多いので、とにかく投手が持っている1番の持ち味を引き出そうと意識してリードをしました。投手とは練習や寮の中でも積極的にコミュニケーションを取るように心掛け、強い信頼関係を生むための努力もしてきたつもりです。

−−−−慶早戦は1勝1敗でしたが、2勝を挙げて勝ち切るために必要なことは?
やはり色々な意味で「タフさ」だと感じました。慶早戦は2ヶ月間行われるリーグ戦の最終週なので、満身創痍で毎シーズン迎えている印象があります。また、昨秋も今春もあと1本のヒットや、あとアウト1つが取れませんでした。慶早戦で勝つためには、チームとしても個人としても、「タフさ」を身に付けることが必要であると感じました。

−−−−全日本大学選手権での「日本一」に向けて、抱負を教えてください。
東京六大学リーグの代表として、他大学の分も全国大会の舞台で躍動したいと考えております。また、日本一は慶應義塾大学のチーム目標でもあり、この目標はリーグ優勝を果たさなければ目指すことの出来ない目標であるため、このような機会に感謝しチーム全員で繋いで日本一を果たしたいと思います。

−−−−最後に三田倶楽部員へのメッセージをお願いします。
日頃より多大なるご支援、ご声援を頂き誠にありがとうございます。新型コロナウイルスの影響もあり塾野球部も中々思うような活動が出来ない中ではありますが、三田倶楽部の皆さまの支えは非常に力となっております。皆様への感謝は言葉だけでなく、優勝といった結果でお返しすることが塾野球部の使命であると部員一同感じております。先ずは全日本大学選手権で日本一、そして春秋連覇を果たすべく、気を抜くことなく邁進してまいります。今後ともよろしくお願い致します。


福井章吾主将の写真
福井章吾主将

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