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倶楽部報(2020年春号)
アメリカ春季キャンプ便り
主務 福田 拓也(法学部政治学科4年 慶應高)
2020年04月10日
新チーム主務を務めております、4年の福田拓也と申します。
三田倶楽部の皆様には、平素よりご指導並びにご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
今春は2月18日〜3月5日の17日間、Aチーム総勢38名でアメリカへ遠征を行いました。
例年の国内遠征と異なり、2年ほど前より計画をしていた今キャンプは、三田倶楽部の諸先輩方にも多くのお力添えをいただき実現しました。重ねて感謝申し上げます。
今回のアメリカキャンプでは、実に多くの貴重な経験を積むことができました。
現地大学生とのOP戦や、大学・球場の施設見学などを通して、本場の「ベースボール」を肌で感じ、改めて自分たちの取り組む「野球」そのものについて考えた選手も多くいると思います。
特に、今季初実戦も兼ねたOP戦では、ハイレベルなプレーを目の当たりにするとともに課題が浮き彫りとなり、自分たちの未熟さに気づくことができました。その結果、帰国後には自分たちの成長に不可欠な要素を考えながら、より高みを目指し続ける練習ができています。
また、野球以外においても、普段とは違う環境の中で得ることのできた気づきもたくさんあります。現地の人々や文化に直接触れたことは、自分たちの価値観を広げるだけでなく、日本の良い部分を再発見することにも繋がり、間違いなく僕たちの人生に大きな刺激を与えてくれました。
世界規模で混乱が生じている今日ではありますが、僕たちは目の前のできることを一つずつ積み重ねています。この未曾有のトラブルを乗り越え、塾が一つとなり優勝を掴む瞬間をイメージしながら、リーグ戦開幕まで日々精進して参ります。
試合中の瀬戸西純(法学部政治学科4年・慶應)
地元の子供達と触れ合う様子