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倶楽部報(2018年秋号)

チームの現況について

野球部助監督 林  卓史(平成10年卒 岩国高)

2018年09月06日

野球部助監督 林  卓史

三田倶楽部員の皆さま、いつもありがとうございます。

現在のチームは、秋季リーグ優勝を目指して練習を重ねています。「三連覇を目指して」と書きたいところですが、正直なところ「秋季リーグ優勝」がしっくりとした目標であると思います。

自分自身が学生だった頃(四年間で一度の優勝でした)を考えてみると、連覇をするということはすごいことだと思います。しかし、すごいと認めている暇はなく、「そろそろ良くなってきたな」という時に落とし穴があるというのが大学生を15年間指導してきての経験則です(そして悪い予感は当たり、良い予感は外れるという経験則も)。

河合主将を中心にチームは(色々ありながら)まとまり、日毎に力を付けています。「日毎に」という実感がこのチームにはあるのです。練習日を経るごとに、オープン戦をする度に、力が付いていることが手に取るように分かるのです。しかし、それでも粗を見つけて重箱の隅を突いていく(重箱の隅も重要なパーツです)、要求を高めて行く。高い要求に対してキャッチアップしていく力がこのチームにはあります。そして、そのサイクルは段々と下級生チームやBチームにも伝わっているように思います。

このように、「チームとして成長をしているな」と毎日高揚感を感じながら練習を見ています。そして、それは学生も感じていることだと思います〔もしもこの文章を読まれている指導者の方は、ぜひ練習を見学に来られると良いと思います。手前味噌ですが「良い練習」の一つのプロトタイプがあると思います)。誰一人日本代表選手はいない(早・明・法・立にはいます)、野球を続ける4年生もいない中、優勝出来る理由(練習)が確かにあると思います。そして、これは見てもらうことでしか分からないと思います〕。

先日、六大学の他の指導者から「慶応の試合に入っていく気持ちの強さ」を称賛されました。また、オール早慶に来たOBも学生の意識に驚いていました。これは結局、日々の練習で培って、それを試合にぶつけていくしかない類のものです。そしてそれを今のチームの学生は出来るようになっています。

この成長を続けていくと秋もチャンスがあると思います。

具体的に秋季リーグ優勝に向けては、打線がカギだと思います。春季リーグも打撃力はリーグ1位でしたが、更なる強みを見出すことが出来れば、勝つ確率は高まると思います。

特に、ファーストの嶋田が三振ばかりしていましたが、本田圭佑選手ではありませんが伸びしろ(成長の余地)は大きく、彼がカギを握っているように思います。ショートの瀬戸西も「もしも六大学に指名打者があったら、瀬戸西のところで指名打者を使いたいな」と思わせる打撃力から、かなり成長をしています。よく練習しますし、自分と向き合っています。

投手力に関しては、あと二名の投手の台頭が必要です。津留崎か、木澤か、あるいは全く別の誰かなのか。投手陣もよく練習をしており、上達しています。あとは神宮のマウンドでそれを出せるか、良い打者(例えば明治の逢澤君や法政の向山君)に対して、自信を持って投げることが出来るかにかかっていると思います。

守備、特に内野守備が良く、投手がしっかりと投げることが出来れば、失点は計算出来ると思います。

秋季リーグで優勝すると、次は日本一が高い確率で現実味を帯びて来ると思います。成長できる機会がある限り、成長を続けてほしいと思います。そのプロセスを(口を出しながら)見守りたいと思います。毎日、本当に良い練習をします。神宮大会の決勝戦の日まで、彼らの練習を見守りたいと思います。

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