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倶楽部報(2017年春号)
前田祐吉監督を偲ぶ野球大会
前田 大介(平成6年卒 慶應高)
2017年04月13日
去る1月14日に、計8回の六大学優勝実績を誇る前田祐吉監督一周忌(命日は1月7日)に際し、指導を受けた年代(第一期:昭和35年卒~44年卒、第二期:昭和58年卒~平成9年卒)が集まり、下田グランドで野球大会を開催しました。好天のもと、総勢約45名が参加、卒業年次で別れた上下戦を平成25年都市対抗決勝同様、堀井監督(上級生)•大久保監督(下級生)の下で開催しました。全員、前田監督好みのフルスイング、全力プレーを楽しみましたが、上級生チームが寒さによる限界を訴え、当初予定の7イニングに届かず5イニングにて終了。そのおかげもあって最大の心配ごとであった、けが人発生といった事態もなく無事に終えることが出来ました。
試合前には綿田元助監督のシートノック、ご令室の美也様の始球式といった催し物も笑いの中つつがなく執り行われ、試合終了後には約30年ぶりに学生服に袖を通した昭和59年卒奈須さんによるエールのもと塾歌を歌い、お開きとなりました。
当日は試験中にも関わらず多くの学生が準備、片付け、当日の進行といったところの手伝いに嫌な顔ひとつせず入ってくれました。大久保監督の指導のもと、素晴らしい生徒が育っており、春季リーグ戦への期待も高まりましたが、それ以上に前田監督が言っておられた「Enjoy Baseball」や前田監督が師事していた小泉元塾長の「スポーツの3つの宝」といった良き伝統が自然と学生に届いていることに感銘を受けました。
来年(三回忌)はどうするか?この時期は最も寒い季節になり、非合理なことを好まない前田監督のもとでは試合形式の練習は考えにくい次節にあたる上、前田監督が何より重視する勉学(テスト)の時期にあたります。前田監督が一番お気に入りであった発明関連の自著「私の発明ノート」の勉強会にあてるのが喜ばれるのでしょうが、、、、
始球式で一投を投じる美也夫人
大会参加者全員での集合写真