バックナンバー

ホーム > バックナンバー > 倶楽部報2017年春号 > 2017年春号(東京六大学審判について)

倶楽部報(2017年春号)

東京六大学審判について

堀井 典将(平成26年卒 慶應高)

2017年04月13日

堀井 典将

私は東京六大学の審判を2017年春から務めさせていただくことになりました。まだ私は3月現在、公式戦にデビューしていませんが、何試合か練習試合に出させていただきました。最近は審判として神宮に立てるように練習試合を通して技能を磨いております。

六大学の大観衆の前で試合に審判として出場できるということに私はとても楽しみにしております。

私は審判を学生時代に経験しておりませんでした。最初は不慣れでしたが、練習試合や講習会を経て徐々に審判の動きが少しずつ分かるようになりました。私は今年から始まるフレッシュリーグという新人戦の審判も務めることとなりました。フレッシュリーグは2人制の元試合を行います。私は塁審を務めますが、3人分のジャッジ、と打球を追いかけることが求められるので、練習試合で行ったときは、とても難しく感じました。

審判を行っていて難しく感じたことはまずはルールです。野球のルールブックはとても厚く、今まで私が覚えていないことがたくさん書いてあります。審判として、野球のルールを記憶することがこれからの私の課題となっております。次に感じたことはフォーメーションです。審判は2~4人で行うため、ジャッジだけではなく、動きが決められております。まだ私は不慣れなため、戸惑うことがあります。

今まで意識していなかったことが審判をやることで理解できるようになりました。野球を実際に選手としてプレーしていたときは、自分のプレーで精一杯でしたが、審判をやることによって打者、走者、守っている9人の選手に気を配ることができ、視野がとても広くなりました。大学では気づかなかったことを審判で気づく場面が多くあります。

私は試合を運営するためには審判が必要であると審判を実際に自分が行うことで改めて理解できました。これからも審判としての技能を磨いていきたいです。

^