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倶楽部報(2016年秋号)

六球会野球大会、戦況報告

六球会幹事 小西 孝彦(昭和42年卒 熊本高)

2016年12月15日

平成28年11月21日神宮球場にて60歳以上の六大学野球部OBで行われる五年をかけて総当たりの野球大会、今年は四年目の第四戦目、東大ー立教、慶應ー法政、早稲田ー明治の三試合が行われた。

これまで3連勝中と勢いに乗った慶應は、今年からプロ野球でも活躍した山下大輔氏(昭和49年)が加わり、強力打線と鉄壁の内野陣を組んで、補強に力を入れて若返りを図った法政大学(先発メンバー平均年齢66.5歳)に対峙すべく試合に臨んだのだが、先発吉田正敏投手(昭和43年)の健闘もむなしく初回二死から失策と右中間ツーベースで二死二三塁とされ内野ゴロ失策で失点。三回は、またも失策と右前安打の後タイムリーな右中間ツーベースで二点を献上してしまう。リリーフした島村聖投手(昭和44年)も代わり端に三安打を集中され一点を与えたが、その後は無安打に抑え、慶應の反撃に期待をかけた。

慶應の攻撃は、初回石丸元旦選手(昭和36年)の安打による出塁も相手守備陣の好プレイ6-4-3の見事なゲッツーでチャンスをつぶし三安打しながらも無得点に終わり暗雲立ち込めるスタートとなった。それでも二回には二死一三塁から石丸元旦選手の左前安打で一点、 続く四回には、名取秀雄選手(昭和51年)のライト線ツーベースにより出塁していた安田清紀選手(昭和51年)が一塁から激走、長躯ホームインで一点差に追いすがり、尚も島村聖選手のレフト前安打性の打球で同点と思いきや・・・ダイビングキャッチのファインプレイに阻まれ、追いつけず。 合計十二安打を放ちチャンスを作りながらも、 その二点に抑えられ惜敗、辛酸をなめる悔いの残るゲームとなってしまった。

しかしながら、石丸元旦選手と吉田正敏選手の両選手が四打数三安打のほか、島村聖選手と安田清紀選手がそれぞれ二安打を含めての合計十二安打は称賛に値し、法政の66歳の長身好投手を攻め立てた健闘は評価したい。反省点として、ここぞという時にタイムリーを放てなかったこととこれまでの三試合、失策が少なく堅守を誇っていた内野陣がこの試合では三つの失策を重ね、それがことごとく失点につながるという敗戦の典型的な試合となってしまった。如何に事前の日吉での練習(10人しか参加できず)が肝要か再認識させられたゲーム展開であった。

その中でも初出場の山下大輔選手、打棒は発揮できなかったが、さすがゴールデングラブ賞のプロ経験者、軽快な動きと柔らかなスローイングの華麗な守備で往年の雄姿を彷彿させ楽しませてくれた。 来年は事前にしっかりトレーニングをして打撃不振の汚名を晴らしたいとのこと、期待したいものだ。

これで四試合が終わり、慶應が3勝1敗、法政が2勝1敗1引き分け、早稲田と東大が2勝2敗は、明治が1勝2敗1引き分け、そして立教が1勝3敗で続いており、依然として慶應が首位にある。来年の最終戦、対立教に勝利し優勝を成し遂げたい。

試合後、神宮球場に隣接するTEPIAニューオータニにて懇親会が開かれ総勢80余名のOBたちが参加、若かりし頃を思い出し、懐かしみながら親睦を深めた。 今年から新設された各大学から一名の優秀選手賞表彰には、投打に活躍した吉田正敏選手が濱靖夫監督の推薦を受け表彰を受けた。

最後に、各大学別に校歌、応援歌の斉唱とエールの交換、慶應は河内洋一先輩(昭和32年)の若々しい朗々とした音頭、リードの下、若き血を声高らかに歌い来年の雪辱、勝利を期し散会した。

毎年、応援に駆け付け叱咤激励される河内洋一氏、増田弘氏(昭和32年)、プロ経験者の赤木健一氏(昭和34年)、三田倶楽部前会長の加藤太郎氏(昭和41年)、主将でエースとしても活躍をした上岡誠二氏(昭和46年)の皆さんに心より感謝、そしてベンチに入り濱靖夫監督を支え、ともに戦った芦尾芳司氏(昭和35年)、遠路、大阪から駆けつけ参加の島田誠次郎氏(昭和36年)、三田倶楽部前理事長の椎野開八郎氏(昭和42年)ら皆さんの心強いサポートにはいつもながら頭が下がる思いがしている。来年は昭和53年卒のOBが新しくメンバーとして加わる予定なのでさらなる陣容が組めるものと期待している。

  1 2 3 4 5 6 7
法政 1 0 2 0 1 0 0 4
慶應 0 1 0 1 0 0 0 2

バッテリー
法政 大石真生(昭和48年)-高浦巳佐緒(昭和50年)
慶應 吉田正敏(昭和43年)、島村聖(昭和44年)-島村精介(昭和44年)


惜敗・対法政戦 スコアボードを背に
惜敗・対法政戦 スコアボードを背に

濱監督と芦尾ヘッドコーチ
濱監督と芦尾ヘッドコーチ

六球会試合後の懇親会にて
六球会試合後の懇親会にて

若き血斉唱とエール交換
若き血斉唱とエール交換

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